過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2007年3月18日放送

特集

即席麺 儲かりランキング!

ゲスト

森永卓郎さん(経済アナリスト)、関根麻里さん

番組内容

一年間に発売される即席麺の新作の数は、実に600。
これらのうち、一年間生き残れるものはたったの6種類!
ですが、もし市場に定着すれば、ひとつのブランドだけで稼ぎ出すお金は年間100億円にも。
とにかく競争が激しく、当たるとデカイ業界なんです。

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即席麺儲かりランキング 「袋ラーメン」編

▼第3位 明星食品「明星チャルメラ」

ラーメンの屋台をひくおじさんのキャラクターでおなじみですが、発売の翌年に明星食品の売り上げを100億円に乗せた、ドル箱商品!

そんなチャルメラの最大のヒミツが、小袋。
袋麺には必ず入っている、この小さな袋。
今ではおなじみのスパイス袋を業界で初めて作ったのが、明星チャルメラだったのです!
スープを別袋にすることで、風味がそこなわれず、スパイスの味を楽しめるとあって大ヒット!

明星食品の「儲かる小袋」はコレだけではありません!
麺に味が付いている味付け麺が主流だった45年前、業界で初めてスープを小袋に入れたのも明星食品でした。

まさに、小袋でがっちり!

▼第2位 日清食品「チキンラーメン」

昭和33年、日清食品の伝説の創業者安藤百福が発明した、世界で初めての即席麺!
チキンラーメンは、発売からわずか3年で10億食を売る、お化け商品になったのです。
今も日本で2番目に売れ続ける不動のベストセラー。

しかしなぜか、発売から45年目の平成15年に、売り上げがグンと伸びるという不思議な現象が!
実は、卵を乗せるくぼみを作るという簡単なアイデア一つで、この年の売り上げは過去最高になったのです!

▼第1位 サンヨー食品「サッポロ一番みそラーメン」

売り上げは何と、累計250億食を突破!

Q:サッポロ一番がバカ売れした最大のヒミツとは、一体何ですか?

サンヨー食品(株)マーケティング本部 三又博之さん:最高の味を作った一歩手前で止めております。ご家庭で野菜を入れたり、残り物の食材を入れたりできるように…

作ることができる最高の味から、一歩だけ引いた味を作っていると言います。
袋麺の最高においしい食べ方は、家庭で野菜などの具材をプラスすること。
家庭の一手間こそが、サッポロ一番の最大の隠し味なんです。

即席麺儲かりランキング 「カップラーメン」編

袋ラーメン全体の総売上1218億円!
それに対して、カップ麺は4085億円!
およそ4倍の市場規模を誇ります。

▼第3位 東洋水産「マルちゃん麺づくり」

麺づくり、その人気の最大のヒミツは…ノンフライ!
マルちゃんは、油で揚げることの多い即席麺業界の中で、麺を高温の熱風だけで乾燥させる「ノンフライ製法」を採用!
油を使わないため、カロリーが抑えられ、麺は生麺に近い食感になるという一石二鳥効果が得られるのです。

このたび晴れて経済予報士見習い補佐に任命された新人水野真裕美が、東洋水産の研究開発の現場へ直撃!

最初に向かったのはスープ開発室。
そんな水野を温かく迎えてくれたのは、東洋水産(株)即席麺開発グループの堀内裕幸さん。
特別に新商品の試食をさせてもらうことに。
この開発室には、現在600種類以上のスパイスや調味料があり、年間200種類以上の味を生み出しているんです!

早速、本気(マジ)盛の試食会があるということで見学させて頂きました。
次々と堀内さんに厳しい言葉が…でもこれも期待の裏返しだととらえる堀内さん。
美味しい即席麺ができるまでには、開発者の涙ものの苦労が隠されているようです。

▼第2位 エースコック「スーパーカップ1.5倍」

若者たちに大ヒットのご存知スーパーカップ。
人気の秘密は、なんと言ってもでかさ!
通常のカップ麺が、麺の重さ60グラムなのに対し、スーパーカップは90グラム。
そう、大盛り1.5倍!
実はこの「1.5倍」というところに、ふかーい意味が。

「社内的にですね、ルート2って言う法則がありまして…」
√2と言えば、確か数学の時間に習った1.41421356…ですよね。

「ただ単に大盛りっていう表現よりも、1.5倍と明確にすることによって増えたなという消費者心理、そこを狙った1.5」

秋元さんのお話によると、あるものがもとの大きさのルート2倍を超えると、人間の心理が「大きい!」と認識するんだとか。
だから1.2倍でも1.3倍でもだめ。1.5倍だと大きい!

お客さんが一番満足する大きさ、それがエースコックの1.5倍、ルート2戦略なのです!

▼第1位 日清食品「カップヌードル」

昭和46年の発売以来、累計250億食を突破!
日本が誇る世界フード、カップヌードル!

その誕生のきっかけは、日清の創業者安藤百福がチキンラーメンのセールスのために訪れた、アメリカでの商談。

百福がチキンラーメンの試食を勧めると、丼や箸の食文化がないアメリカ人は、なんと麺を小さく割り、コップに入れてお湯を注いで食べ始めたのです。
それを見た安藤は…「コレだ!!チキンラーメンをコップに入れちゃえば、いつでもどこでも食べられるぞ」。

こうしてカップヌードルは、調理器具、食器、包装の3役をカップひとつでこなす、世界初の画期的な発明となったのです!

ところでみなさん、カップヌードルに隠された、こんなヒミツはご存知ですか?
それは、麺が宙づり状態で入っていること。
実は、カップの中で麺がこんな状態になっています!
ここに最大のヒミツが!

底に空間を設ける事で、お湯を入れたとき対流が起こりやすくなります。
すると、下から麺全体にお湯がよく染み渡り、乾燥した麺を早く戻すことができるんです!
カップヌードルが3分で出来上がるのは、この宙づりのおかげ。

アイデアと秘密のかたまり、カップヌードル。
即席麺の王者の座は、当分揺らぐことはなさそうです!

▼さて、スタジオでゲストの方にお話を伺いました。
乙葉さん:加藤さんは、どれが1位だと思いましたか?

加藤さん:シーフードのカップヌードルだと思いました。みんなが好むんで。

森永さん:1972年、連合赤軍があさま山荘の管理人を人質に立てこもるというあさま山荘事件がありました。そこを機動隊が取り囲んで、24時間テレビ中継をしたのですが、機動隊の人が食べるものがない。そこで、機動隊にカップヌードルが配給されました。食べている姿が全国放送され、国民はみな中継でそれを見ていました。それからは大ブレークですからね!

加藤さん:1位はサッポロ一番みそラーメンだったけど、俺が一番好きなのは、サッポロ一番塩らーめん。3分ゆでてくださいと書いてあるけど、7分くらいゆでるの。伸びた麺がうまいの!一回やってみて!

森永さん:即席麺は、全部日本初の技術なんです。テレビにしろ自動車にしろカメラにしろ、元々作った国があって、それを日本人が改良したんだけど、即席麺は根っこのところから日本が作った商品。こういうものはなかなかないですね〜

ローカル儲かり即席麺!

大都市を拠点とする大手メーカーが「儲かりNo.1」をめぐり、しのぎを削る即席麺業界!
しかし、地方のメーカーも負けてはいません。
全国各地には、その地方の人々にダントツの人気を誇る「ローカル儲かり即席麺」があるのです!

早速都内の地方出身の方々に、地元のローカル麺について伺ってみると…
▼「アベックラーメン!」「棒状ラーメン!」

謎のラーメンの正体を探るべく、スタッフは熊本へ。
地元のスーパーを覗いて見ると大手メーカーのカップラーメンと一緒に並んでいるのが…
アベックラーメン!

でも、なにやら縦長の変わった形。
そう、こちら熊本県ではカップラーメンより有名で売れているのがアベックラーメン!
その人気の秘密を探る為、アベックラーメンを作っている五木食品に突撃!

Q:なんでアベックラーメンという名前なんですか?
五木食品(株)執行役員開発本部 増岡信也さん:要するに、二人前だからですね(笑)

それにしても気になるのが、この細長い形。
実はこの形、とんこつラーメンのふるさと、九州ならではのもの。
普通の即席麺の場合、スープがよく絡むよう麺をちぢれさせています。
しかし、こってりした九州ラーメンの場合はスープが絡みすぎないストレート麺の方が相性がいい。
だから、即席麺もこんな細長いカタチになったと言う訳なんです。

五木食品は、もともとは手延べ素麺が主力商品。
昔ながらの素麺の乾燥技術を応用して九州が誇る人気麺、アベックラーメンは作られています。
五木食品は、このアベックラーメンのおかげで、年商なんと61億円!

もうひとつの美味しさの秘密は、このペースト状のスープ!

Q:一体どんなスープなんですか?
A:塩味とんこつと言った方がいいんでしょうかね。あっ?違った!?あっチキン塩味か。すいませんもう一度。とにかく、微妙な味ですので食べてみないと分からないような秘伝スープでございます。是非みなさん食べてみて下さい。

作っている人にも分からない、微妙な秘伝のスープだそうです。

「五木食品はアベックラーメンでがっちりタイ!!」

もうひとつのバカ売れローカル麺は、四国徳島にありました。
どうやら「金ちゃんヌードル」なる即席麺は、徳島ではみんな知っているようです。

早速スタッフが向かったのは、金ちゃんヌードルの製造元、徳島製粉。
こちら徳島県が生んだ大ヒット商品、金ちゃんヌードル!

あっさりめのしょうゆ味で、とってもオーソドックス。
地元徳島で37年間売れ続けているベストセラー。
そんな金ちゃんヌードルには、ちょっと変わった特徴が。

なぜか金ちゃんラーメン、徳島から遠く離れた静岡や愛知の人たちにも大人気!
なかでも一番売れているのが、沖縄!
そこで、沖縄で金ちゃんヌードルを一手に扱う許田商会にお話を聞いてみました。

許田商会:ウチからの出荷で90%を占めています。月大体36万食ですね。沖縄県民の4人に一人が毎日食べている、という計算になります。

確かに沖縄でバカ売れのようです!
しかし、売れるヒミツについて徳島製粉(株)専務取締役の田中信義さんに聞いたところ…
「売れる秘密は…謎ちゅうわけや(笑)」

沖縄で金ちゃんヌードルバカ売れの理由をご存知の方は、是非番組までお知らせ下さい!

▼引き続き、ゲストの方にお話を伺いました。
森永さん:金ちゃんヌードルは関東地方では全然有名ではないんですが、中国、四国、関西では圧倒的な知名度があるんですね。ですが、沖縄でも有名だとは知りませんでした!

乙葉さん:この金ちゃんヌードルの包装にはあるヒミツがあるんですが、分かりますか?

関根さん:お湯を入れた後に、きちんとふたができること。

森永さん:二重になってて魔法瓶みたいになってるので、お湯がさめないこと。

番組スタッフ:両方とも正解です!

Q:今後、これを作れば儲かるというものがあれば、教えてください!

森永さん:それは、冷麺です!カップの冷麺ってこれまで一度もできたことがないんですよ。水だけでできる、しかも冷たい状態で食べられる。これができたら、爆発的に売れると思います。

来週のがっちりマンデーでは、焼きそばやうどんなどの、即席麺第2弾をお送りします。
お楽しみに!!

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