過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2007年2月4日放送

特集

文房具シェアNo.1決定戦

ゲスト

森永卓郎さん(経済アナリスト)、関根麻里さん

■放送内容をシェアする

文房具といえばまずはコレ!

文房具シェアNO.1決定戦。まずは文房具の王様、鉛筆。
文具一筋、100年以上の歴史をもつ業界紙、日本文具新聞。
その社長さんによると、ボールペンや、シャープペンシルなど文具が多様化してきたために、鉛筆の重要が減ってきているんだとか。
そんな厳しい鉛筆業界ながら、現在日本鉛筆生産量の4割とNO.1シェアを獲得しているのが、三菱鉛筆。
最近では超極細ペンシグノピットの大ヒットのほか、燃料電池、化粧品事業への参入など、経営の多角化を進めているんです。

そんな三菱鉛筆のブランド鉛筆といえば、uni。

Uni鉛筆の発売は、1958年。
国産最高級鉛筆と銘打って売り出されたのでした。
製図用として生まれたuni鉛筆でしたが、なめらかで滑るような書き味と、高級感あふれる金色の刻印が小中学生に大ウケ!!
発売後6年間で、出荷本数が10倍以上になるほど爆発的に売れたのです!

しかし、質も高ければ、値段も高かったんだとか。
高い鉛筆でも一本30円という時代に、当時の喫茶店のコーヒー一杯分にあたる一本50円という価格を設定。

しかしこの価格にはある疑惑が…
そう、本当は30円で販売してもよかったのを、前例のない国産最高級鉛筆をアピールするために50円で売り出し、センセーショナルなデビューを演出したというわけ。
そんな鉛筆の需要も、長い右肩下がりの状況が続きました。

ですが…今古典文学を鉛筆で書き写すのがストレス解消と脳トレになると、中高年の間でブームを呼んでいるのです。
昨年発売された、えんぴつで奥の細道は95万部を超える大ヒットに!!

そして、鉛筆を使う時に欠かせないのが、消しゴム!
この部門には、なんと市場シェア5割という、オバケ消しゴムがありました!!
それは、トンボ鉛筆株式会社のMONO消しゴム。

1967年、三菱uniと並ぶ国産鉛筆の2大ブランド、トンボMONO鉛筆のダース箱のおまけに付いたのが始まりなんだとか。
それまでのゴム製から新開発のプラスチック製の消しゴムになり、それがとんでもなくよく消えると評判に!
小売店さんからの要望をうけて、69年にMONO消しゴムとして、正式発売。
それから40年間売れ続けているロングセラー商品なのです。
鉛筆の線にどれだけ圧力をかければ消えるかという消字率の実験を日々繰り返して、40年間高品質を維持しているんだとか。

トンボ鉛筆の、シェアNO.1がありました。
それは15年前に発売され、国内シェア4割を誇る修正テープ。

そして、スティックのり、テープのりのシェアでも国内NO.1なんです!!
こちらが新開発の、色付きのり。
色付きだから、塗ったところがすぐわかり、さらにはみ出しづらい!!
しかも、時間が経てば透明に!!

消しゴムに修正テープ、色付きのりと、消しちゃう技術で儲かっているのです!!

ロングセラー文具、誕生のヒミツ

続いては、ノート。国内ノートシェアのトップのメーカーは、文具業界大手の、KOKUYO!!
その中で、一番売れているのが、キャンパスノートなんです。

キャンパスノートは、1975年の発売以来、累計で17億冊を販売するコクヨの最重要ブランドの一つなのです。
これまで表紙のデザインを変えること4回…
どの対応を使っていたかで、年代がわかっちゃうんです!!

コクヨの創業は、1905年の大阪。
そのころは、和式帳簿の表紙を作る会社だったんだとか。

今では、日本屈指の国内総合文具メーカーですが、創業してから半世紀は紙製品の専業メーカーだったのです。
ノートがトップシェアなのも、納得ですね!

その昔、ノートは糸で綴じてあるのが普通でした。
そして今では当たり前の無線綴じノートを普及させたのが、コクヨだったのです。
さらに新作のキャンパスノートは、ページの端に斜めの切れ込みがあって、置いたままでもすぐに開くことが出来るという優れもの!!

次は、カッター!!

大阪にあるオルファー株式会社の創業者岡田良男社長が、1956年に世界初の折る刃式カッターナイフを開発したのでした。

この OLFAという社名は、もちろん「折る刃」からきているんだとか。
オルファは現在海外100カ国に輸出するカッターの一台ブランドです!
折る刃の斬新なアイディアは、創業者が進駐軍からもらったポキッと折れる板チョコとガラスの破片の鋭さから創案したんだとか。
現在は特許が切れているため、この方式のカッター製造は誰でも可能になっているんです。
しかし、後発メーカーは、すべての基準をオルファに合わせることになっており、その上、既に100以上のアイテムを先行社メリットで、他社の参入は難しいのです。
そしてそして、オルファ自慢の新作カッターは、替え刃が中に入って、連発式になっています!!

こんな懐かしい大ヒット商品も!

続いては、ちょっとマニアックな油性ペン。油性ペンのパイオニアといえば、マジックインキ。

実は、マジックインキと名乗っていいのは、はてなマークのマジックインキだけなんです。
マジックはしっかり商標登録されていました!!

このマジックインキを製造しているのが、大阪に本社を置く、寺西化学工業。
発売は、1953年でした。
水性の筆記用具しかなかった時代に、何にでも書ける「魔法のペン」という意味を込めて、「マジックインキ」と名づけというわけ。

そして、発売当初から変わらないのが、ガラス瓶に芯をつけたデザイン!!
これ実は最初からリユースを考えて作られたものなんです!
マジックインキは、半世紀を越えたエコ商品だったのです。

最後は、筆箱!!
1967年に、ゾウが踏んでも壊れないという筆箱を発売したのが、株式会社サンスター文具。

現在大ヒット中のシュレッダーはさみなど、アイディア満載の商品を年間3000種類発売するサンスター文具。
中でも筆箱作りにはかなりのこだわりが!!
新素材ボリカネードに注目してアーム筆入れを考案したり、ゾウに踏ませたりしたのも実は当時若手社員だった、現在の社長、伊東幸信さんのアイディアだったのです!

そして、今は角が丸くなったニューアーム筆入が発売されています。

日本の筆箱文化を守り続けているのが、サンスター文具なのです!!

引き続きスタジオでゲストに質問しました。

Q:これから儲かる文房具はなんですか。

A:ゲルインキです。普段は粘度が強く寒天状ですが、攪拌されると、液状になるのです。一見普通のペンのようですが、書き味がとても滑らか。油性ペンのくっきり具合と、水性ペンの書きやすさを両方とも兼ね備えているすぐれものです。

■放送内容をシェアする

このページの先頭へ戻る

Copyright© 1995-2020, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.