過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2006年7月2日放送

特集

ポイントカード

ゲスト

石原良純さん

番組内容

さまざまな企業が導入を始めているポイントプログラム。
そのポイントを使って魅力的な商品がもらえたり、お得なサービスを受けることができるとあって利用者が急増中。
そこで取材班はお得な裏ワザでポイントをゲットしているお宅へ…

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ポインター直伝 ポイント倍増の裏技

▼ポインター直伝 ポイント倍増の裏技その1
ポイント集めが大好きなポインターの若月さんによると、ちょっとしたポイント集めの裏技があるんだとか。

それが、ANAカード。
このカードは一万円分のお買い物をすると100マイル貯まるごく普通のマイレージ機能つきのクレジットカードなんですが…若月さん曰く、クレジットカードで「直接」お買い物をするのではなく、まずEdyに一万円分チャージをしてしまうのがコツなんだとか!

クレジット払いで一万円をEdyにチャージすると、この時点でマイルが貯まります。
そしてチャージをした一万円分のEdyを使って買い物をすると、またマイルが貯まるのです。

さらに中央区にお住まいのポインター小山さんは、インターネットを使ったお得な裏技を教えてくれました!

▼ポインター直伝 ポイント倍増の裏技その2

ポイントをためるコツは、ポイント交換サイトを経由してショッピングすることなんです。
例えば、ヤフーでインターネットショッピングする場合、一万円のバックを買うと、ヤフーから100ポイントしかもらえません。
しかし、ポイント交換サイトのヨソウネットを経由すると、さらに100円分のポイントがもらえ、ダブルでお得なんです!!

そんなお得なポイントプログラムのポイント業界にある変化が…
野村総合研究所の梶野さんによると、ある企業と企業が提携して、人気の航空のマイルに交換できるタイプのものがあるんだとか。

そう、最近のポイント業界のトレンドはポイントの交換。
ポイントカードが氾濫する今、ただたくさんのポイントをつけるだけでは消費者をひきつけることができないのです。
どれだけたくさん人気のポイントに交換することが出来るのかが、ポイントカード業界の勝負の分かれ目です!

例えば、JCBカードからNTTドコモのポイントに交換できたり、みずほ銀行からビックカメラのポイントに交換できたりするんです。
とにかく、あらゆる企業がポイントの交換できる先を増やした結果、人気の高いJALやANAカードを中心に以下のようになりました!

しかし一体どうやったら効率よくポイントを貯めることができるのか…
そこで番組でもお馴染みの日経トレンディの北村編集長に聞いてみました!

まず、ゴールを決めろ!
何枚もあるポイントカードの中から、最終的に集めたいポイントを決めておくと、効率よく貯められるということ。
でも、目的のポイントに集めるときどこと交換できるのかわからない!という人にはポイント探検クラブがお勧め!!

使いたい目的のポイントを、どうやったら交換できるのかを教えてくれるもの。
まるで駅の乗り換えのように交換ルートを検索してくれるんです。
この、複雑な交換マップをよく見てみると、実は不思議なルートが…。
楽天とローソンを経由することで、JALとANAのポイントが交換できちゃうんです!

でも残念ながらそれは出来ないんだとか。
マップ上ではつながっているように見えますが、ローソンと楽天には提携先からのポイントを再度他の提携先に交換できないという規約があるためだそうです。

ポイント業界初! 家電と電車のコラボレーション

ビックカメラにそのお得な利用術を伺いました!

そう、ビックカメラカードsuica!
カードに貯まったビックカメラポイントが1000円分あるとすると、それをスイカの1000円分のチャージに切り替えることができるんです!
しかも、ポイントで商品を買うと割引がききませんが、もともと割引のない列車の運賃に交換できるこのカードはお得なんです!

Q:ビックカメラさんが儲からないような気がしますが。
A:いいのです。より多くのお客さまにきていただけるのならば、十分と考えています。

▼ポイントを上手に貯めたい&使い方必見!
日経トレンディ北村編集長によるポイント利用法の鉄則!!

何を使ってポイントを貯めるのか!!
クレジットカードには、マイルへのポイント交換手数料が無料のものと、4000円〜8000円かかるものがあります。
交換手数料無料の方がいいと感じますが、手数料を払うタイプのクレジットカードの方が交換率が2〜5倍もお得なんです!!
つまり、マイルを貯める目的の方は、交換率の低い無料のカードより、交換率の高いカードを選ぶとお得というわけなんです!!

Q:良純さんは最高でどのくらいマイレージを貯めたことがありますか。
A:30万マイルです。ちなみに12万マイルでファーストクラスでヨーロッパが往復できます。夫婦二人で考えると130万円くらいお得です。

私たち消費者にとってとってもお得なポイントプログラムですが、企業側はちゃんと儲かっているんでしょうか。
ポイントを貯めたお客さんは、またポイントを使えるお店に戻って買い物をしてくれる。
そのようにしてお客が増えれば、ポイント還元分の元は十分に取れるという訳。
また、ポイント交換も、人気の企業にとっては儲けの種なんだとか。

例えばある人がクレジット会社A社のポイントを家電量販店B社のポイントに交換したとすると、このときA社からB社へポイント分のお金が支払われます。
便利なポイントで会員数をぐんぐん伸ばしているのがTSUTAYA。

もともとは、CDやDVDのレンタルだけからもらえていたティーポイント。
これが今大人気なんです。
Tポイントの最大の特徴は、TSUTAYA以外でお金を使ってもポイントが貯まる、ポイント提携の充実。
しかもその提携先がポイントが貯まりやすいようにうま〜く工夫されているんです。
それぞれの関連性の他界提携先を選ぶことで、お客さんにポイントを貯めやすくした結果、会員数はうなぎのぼりに増えていったんだとか。

一方、あまりに複雑なポイント業界には新しいビジネスも生まれていました。
それはポイント交換が専門の会社、Gポイント。
ばらばらだったポイントをGポイントという乗り換え駅を経由して、欲しい商品やポイントと交換できるサービスなんです。
そんなポイント中継ビジネスのGポイントの利用者数は130万人。
Gポイントでは、企業からの広告で収入を得ているんだとか。

そんな中、家電量販店のケーズデンキが異論を唱えました。
富岡店長によれば、ポイント値引きとは現金で買えば得する値引き分をお店に一旦預けて、得した気になっているだけなんだとか。
それにそのお店で当分買い物をしなかったらポイントカードの有効期限が切れてしまい、値引き分の金額が戻ってこないという訳。

ポイント値引きのマジックとは…
実はポイント値引きと現金値引きでは、ポイント値引きの方が必ずしも得でないというケースがあります。
例えば、全商品が現金値引き50%とポイント値引き50%の二つの電気屋さんを比べます。
現金値引きのお店で1万円のテレビと5000円のラジカセを同時に買うと5000+2500=7500円で7500円のお得。
しかし、ポイント値引きのお店でお得に買おうとまず1万円のテレビを買うと5000円分のポイントがもらえます。
そのポイントで、ラジカセはタダでもらえます。
でも全体のお得分は5000円なのです。
同じ50%値引きでも、現金値引きのほうが2500円お得が多いのです。
消費者の方はポイントの仕組みをよく知って、ポイントを使ってより賢くお得な買い物をしてください!!

▼引き続きゲストに質問しました!
Q:ポイントサービスの上級テクニックを教えてください。
A:例えば皆さんは、ポイントを現金にはできないと思っているはず。しかし、実は抜け道が…。ポイントをsuicaに換え、Suicaで切符を買い、そのキップを「行くのをやめた」といって払い戻しをすれば、精算窓口で現金になりますよ!

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