過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2006年5月21日放送

特集

ケンタッキー・フライド・チキン

ゲスト

日本ケンタッキー・フライド・チキン 渡辺正夫 代表取締役執行役員社長

番組内容

ケンタッキー・フライド・チキン誕生の歴史は、今から75年前アメリカケンタッキー州で始まりました。
創業者は皆さんもよくご存知のカーネル・サンダース(本名 ハートランド・サンダース)さんです。
当たり前ですがカーネル人形によく似ていますね!

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カーネルおじさんの大発明 その1

▼カーネルおじさんの大発明 その(1) チキンがすごい!

ケンタッキー独自のフライド・チキンのレシピには2つの秘密があるのでした!

秘密その1 ハーブチキン
ケンタッキーで使われているチキンはすべてハーブ鶏。
育てている鶏すべてにえさとして4種類のハーブ(オレガノ、ジンジャー、ニンニク、シナモン)をご馳走します。
ハーブを食べさせることで、脂身の少ないお肉になるのです。

秘密その2 イレブン・スパイス
チキンにふりかけてフライド・チキンの味を決めるのがスパイス。
これにはガーリック、ジンジャー、ペッパーなど11種類の秘密のスパイスが入っているんだとか。
このスパイスの中身こそが、ケンタッキー・フライド・チキンの最大の企業秘密。
カーネルおじさんが一番苦労したのが実は、このスパイスの調合なんです!

というわけで…
スパイスはお店に入るまでに3段階に分けて厳重に管理され、お店に納品されているのです。
とにかくスパイスの秘密が絶対に漏れないようにするため作り方も超厳重に管理されています。

まず、1回目はアメリカで調合、それが日本の工場に届けられ2回目の調合。
そして全国の各店舗で最終調合されるのです。
こうすることでスパイスの秘密がバレてしまうのを二重三重に防いでいるという訳。
そして秘伝のスパイスをふりかけたチキンをカーネル独自開発の圧力釜で15分間、185℃で揚げるとおいしいフライド・チキンの出来上がり!!

さて、そのおいしいフライド・チキンが地元で大人気となっていたカーネルさんのカフェ。
ところがそんなカーネルさんに人生最大の危機が…
1956年、なんとカーネルさんの店の真ん前でハイウェイの建設が始まってしまったのです。
客足が遠のき、経営状態は悪化。ついにレストランが閉店に…

しかしこの大ピンチのおかげで、カーネルさんはケンタッキー・フライド・チキンを世界の大企業に変身させ、その後の世界の外食産業を変えたある発明を思いつくのです!!

カーネルおじさんの大発明 その2

カーネルおじさんの大発明その(2) 世界初のフランチャイズビジネス!
無一文になったカーネルさんは、お店がつぶれる前にしていたある約束を思い出します。
あるときお店にやってきた一人のお客。
カーネルのチキンを一口食べると「旨い!!」と大感動。
そのお客はユタ州でレストランを経営しているピート・ハーマンという人で、彼はおいしいチキンを地元でも出したいので、作り方を教えて欲しいとカーネルに言ったのです。
カーネルは彼の熱心なお願いに困惑し、ついにこのチキンの作り方を教えることにしました。
その代わりハーマンさんはチキンが1ピース売れるごとに4セントをカーネルに支払うという約束をしたのです。

無一文になっても、ユタ州から送られてくるハーマンさんのお金。
ここでカーネルは「わしに残った財産は、このフライド・チキンのレシピだけ!ハーマンだけでなく多くのレストランで自慢のフライド・チキンを売ってもらって儲ければいいんだ!!」とひらめいたのです!!

そう、これこそがいまや世界中に広まったフランチャイズビジネスの始まりだったのです。
フランチャイズとは、商品のノウハウを持っている本部の会社がこれを加盟店に教えてあげる代わりに、加盟店の会社は自分で会社をつくり、売り上げの何%かを本部の会社に支払うという仕組みなのです。

本部側のメリットとしては、
1.お店を作る資金がなくても利益が入ってくる
2.経営効率が良い


加盟店側のメリットは
1.経験やノウハウが手に入る
2.最初から有名ブランドとして出店できる

があるのです。

このフランチャイズという仕組みは、カーネルさんが一文無しになったからこそ発明できた仕組みなのです。
こうしてカーネルさんは1955年ケンタッキー・フライドチキンコーポレーションを設立、実に65歳の時でした。

その後もカーネルさんはフランチャイズのお店を増やすため、自ら圧力釜を抱えて全米のレストランを行脚。フライド・チキンのセールスをし続けたのです。
その時から着ているトレードマークの白いスーツは、カーネルにとって実演販売するときのコック服だったのです。
こうして会社設立から5年足らずで200店舗がオープンし、7年目には600店舗を達成。
その時既に73歳で、1980年90歳で他界するまでに世界48カ国、6000店舗が加盟する大企業に育てあげたのです。
そんなカーネルが遺した儲かりの極意は、「最初に楽をしてしまうと先にいくに従って大変になるが、最初に苦労をしておけば、その先はうまく行くものだ。最初の努力を惜しんではならない。」というものなのでした。

渡辺社長にスタジオで質問しました!
加藤:カーネルさんにお会いしたことはありますか。
渡辺:お会いしたことはありません。彼は1980年に日本に来たことがあるのです。その時のメンバーが会社に残っており、その時の話を聞きました。カーネルさんは凄く優しい感じの人ですが、一度お店に入りチキンをみると目の色が変わるんだそうです。それだけケンタッキーを愛していたんだと思います。

加藤:あのレシピの11種類は教えられないのですか。
渡辺:秘密です。もし私が、知っているということを言ってしまったら、明日からボディガードを雇わなくてはならなくなるほどです。それほど世界中にはそのレシピを知りたいと思っている人がたくさんいるのです。

1970年、ケンタッキー・フライド・チキンは日本に進出。
第一号店は鶏の産地としても有名な名古屋にオープンしました。
立地は郊外の大通り沿い。
カーネルの一号店と同じく、ターゲットは車で買いに来るドライバーでした。

同じ時期にあのマクドナルドが銀座に出店したのとは正反対のこの戦略。結果は…
大失敗!!
当時日本のなかではモータリゼーションが未発達な部分で、鶏のから揚げといえばわかるが、フライド・チキンといったら何のことかわからないという状況もあり、日本でオープンするのには早すぎたという訳なんです。
ところが1974年そんなケンタッキー・フライド・チキンが売り上げを突如として跳ね上げることに成功します。

カーネルおじさんの大発明 その3〜5

カーネルおじさんの大発明その(3) Xmasにはフライド・チキン
フライド・チキンといえば、クリスマスシーズンには欠かせない!!
もちろん欧米の食卓でもお馴染みのもの。と思っているあなたはまんまとケンタッキーにやられてますよ!(笑)

そこで都内を観光中の外国の方に聞いてみると…
Q:クリスマスの夜は特別な食べ物を食べますか。
A:ターキーです!

そう欧米ではケンタッキーは食べず、七面鳥を食べるんです!

「バレンタインデーにはチョコレート」としたのはお菓子屋さん。
「節分には太巻き」としたのはおすし屋さん。
「クリスマスにフライド・チキン」と言ったのは、ケンタッキーなんです。

おしゃれな海外の文化をうまく取り入れたイメージ戦略で大ヒット!!
12月24日の売り上げは、通常の10〜20倍なんだとか。
この、クリスマスチキン戦略大成功のおかげで、業績も右肩上がりなんです。
まだまだ知名度の低い地方の店舗で別な悩みが…
赤と白のイメージカラーが、床屋さんと間違えられたり、夜でも明るい照明の店内を電気屋さんと勘違いされたり。

カーネルおじさんの大発明 その(4) Made in Japanカーネルおじさん
もともとイベントのために作られたカーネル・サンダースの等身大人形。
これを店の前に置けば目立つし、床屋さんにも間違えられないはず!
ということで作られたカーネルおじさん人形は日本中に並び、その評判は海を渡り、日本製のカーネルおじさんは世界の店舗にも並んでいったのです。
その素晴らしい人形のできばえには、ご本人もびっくり!

カーネルおじさんの大発明 その(5) チキン売り上げNo.1の店
今や、日本全国に広まったケンタッキー・フライド・チキン。
そんなケンタッキーに社員のみなさんにも原因の分からない不思議な現象が…
それは沖縄だけが極端によく売れると言うことなんです。
確かに都道府県別一人当たりの年間売り上げを見てみると、圧倒的に沖縄が大きいのです。

その沖縄の実態を調べるべく沖縄に行きました!

街の真ん中のケンタッキーを覗いてみると、確かにお客さんが次々に大量のチキンを買っていくんです。
どうやら沖縄では、入学祝、こどもの日、お返し、お歳暮などのお祝い事にフライド・チキンが使われているのです。
しかしその理由は誰に聞いても分からず…
その理由をご存知の方はぜひ番組までお知らせください!

引き続き渡辺社長に質問しました。
Q:今後一押しの新商品をお持ちくださっているということですが…
A:本邦初公開の、「アジアンスパイシーチキン」です。

Q:今後のケンタッキーはどのような展開をしていくのですか。
A:個人的に、プロジェクト「青春アミーゴ」というのを始めています。流行っている歌があって、その歌詞に「俺たちはいつでも二人で一つだった」「地元じゃ負け知らず」というフレーズがあるのです。日本ケンタッキー・フライド・チキンというのは、ケンタッキー・フライド・チキンと、ピザハットも経営しています。そこでそのお店を2つ一緒にしたらどうかと考えています。

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