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「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2005年12月25日放送

特集

サマンサタバサ

ゲスト

寺田和正さん(サマンサタバサ ジャパンリミテッド)

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サマンサタバサが売れる理由とは…?

先日、横浜アリーナに1万人の観客を集めて大きなクリスマスイベントが行われました。
現れたのは、韓国のトップスター、イ・ビョンホン!
ヒルトンホテル創業者の孫、ハリスとリッキーのヒルトン姉妹!
お客さんの99%が女性というこの巨大イベントを主催したのが…サマンサタバサ!

ここ数年、数々の女性ファッション誌で大きく注目されているブランド、それがサマンサタバサ。
20代の女性を中心に圧倒的な知名度を誇る、バッグや小物、ジュエリーを製造販売する、正真正銘の純国産ブランドなのです。
1994年に創業したサマンサタバサはこの5年間で売り上げが急上昇、今年110億円を突破した超儲かり企業。

ところで、サマンサタバサのバッグがなぜそんなに売れるのでしょうか。
そこには、これまでのバッグに対する概念を大きく変える戦略がありました。

▼サマンサタバサが売れる理由(1)お洋服バッグ
洋服を着替えるようにバッグも着替えて欲しい。そんなコンセプトで打ち出したのが「お洋服バッグ」という考え方。

バッグを洋服のように着替えるためには、種類が多くなければなりません。
現在サマンサベガ、サマンサタバサニューヨークなど、小物やジュエリーなども含め8つのブランドを展開。計200種類以上の商品をラインナップしているのです。

ですが、バッグの値段が高すぎては洋服のように着替えることができません。
そのため、ルイヴィトンやエルメスなどといった海外ブランドバッグの平均価格がのきなみ10万円を超えているのに対して、サマンサタバサの平均価格は2万5千円と、いくつも買えてしまう金額に設定してあるのです。

▼サマンサタバサが売れる理由(2)セレブ御用達
サマンサタバサのPRモデルとしてファッション誌に登場するのが、驚くほどのセレブな方々。
アメリカ社交界の姫君、ヒルトン姉妹。
デビッド・ベッカム夫人のビクトリア・ベッカム。
テニス界の人気実力NO.1、マリア・シャラポア。
ハリウッド女優、ペネロペ&モニカ・クルス姉妹。
そして、あの韓流スター、イ・ビョンホンまで!

講談社「グラマラス」編集長の田村仁さんによると、セレブなモデルの方々にサマンサタバサのデザインを依頼することによって、セレブと自分たちとの距離を身近なものにしたのが、成功の秘訣だといいます。
つまり、外国人セレブを起用したことで海外のメディアに取り上げられることも増えたため、サマンサタバサの知名度は外国でも上がり続けているのです!

しかし、どうしてこんなスターの方々をキャスティングできるのかというと…それは、寺田社長の大胆な行動力のたまものがあるから!!
この人、と思ったら人脈をフルに使って、直接本人にコンタクト。
直談判して相手を口説き落としてしまうのです。

実はがっちりマンデーも寺田社長にお世話になったことがあるんです。
今年の夏、番組はインド一の財閥の総帥ラタン・タタさんへの独占インタビューに成功しました。
このタタ財閥の総帥を強引に口説いて、会見をセッティングしてくれたのがたまたま現地に居合わせた寺田社長だったのです。

サマンサタバサが売れる理由とは…?その2

▼サマンサタバサが売れる理由(3)メイドインジャパン
サマンサタバサはれっきとした純国産ブランド。
その証拠に、会社の正式な社名には「ジャパンリミテッド」という表示が。
しかし、その思惑とは逆に、日本を強調するつもりが、海外の高級ブランドだと思われて売上が伸びる、という意外な状況に…

実際には2年前から日本製ということを強調するようになったといいます。
メイドインジャパンを前面に押し出す、これはブランドに力が付いてきた証拠。
もちろん、実際の製造に関しても、多くの企業が海外、特に中国で製造し、コストを下げているにもかかわらず、サマンサタバサはあえて、デザイン、製造、管理まで、すべてを国内で行っています。
20社ほどある取引先工場に販売計画の全てを公開。
基本的に商品の価格を決めるのは工場の方で、この値段なら絶対売れるはず、という小売価格で店頭に商品が並ぶのです。

寺田社長によると、バッグを作ってもらっている取り組み先もパートナーシップであるので、下請けとは呼ばないし、呼ばせない、とのこと。
この精神が、サマンサタバサの「ジャパンリミテッド魂」。
まさに日本人同士の責任とプライドをかけた信頼関係で商品が作られているのです。

そんなサマンサタバサを創業したのが、寺田和正社長。
一日に3回の衣装チェンジは当たり前の自他共に認めるオシャレ好き。
各界のセレブたちとの華麗なる交友関係を誇る40歳の独身男なのです。

寺田社長の生まれは広島。
地元で小さな鉄鋼会社を経営していた父をみて、将来は社長になると心に決めていました。
大学時代、早くも商才を発揮。
留学先のカナダから革ジャンを日本に輸出するビジネスを開始。
これが当って儲けはなんと2000万円!

寺田社長がサマンサタバサを創業したのが11年前の28歳の時。
そのころの写真を見ると、今と比べるとちょっと太っている!!
でもそれには大きな理由があるのだとか。

▼サマンサタバサが売れる理由(4)女性パワー
12月13日、青山の本社に出社してきた寺田社長を待ち構えていたのが、寺田社長を出迎えたのは、全国のサマンサショップから集まった103人の店長たち。なんと、全員女性なんです。

この前日が寺田社長40回目のバースデーというわけで誕生パーティの始まりです。
女性のためのブランドということもあって、サマンサタバサの社員500人の内、95%までが女性社員。しかもその平均年齢は23才ととっても若い!

彼女達にとって寺田社長の存在とは?
「憧れ」という言葉が圧倒!
このような社長を慕う女性パワーがサマンサタバサの急成長を支えているのです。

▼さて、スタジオではサマンサタバサの寺田社長にお話を伺いました。
Q:ボーナスは社長自ら手渡すと聞いておりますが…?
A:はい、そうですね。

Q:そこまで女性社員に慕われていると、寺田社長は結婚しづらいのでは?
A:実際結婚できていませんからね(笑)女性社員たちには結婚しちゃだめと言われていますが。以前、30人の彼氏がいない女性社員を招いて自ら主催のクリスマスパーティーを行ったことがあるんです。わいわいやっていたのですが、帰り際に電話をする人が増えているんです。その時に言っているのが「ごめんね、もう帰るから」と。話している相手が彼氏だと明らかに分かるんですね!!そういう人に限って「電車がないので帰ります」と言うと、余計に「もう誘ってやらない」と思いましたね(笑)

Q:28歳でサマンサタバサを創立なさいましたが、その当時の写真を見るとちょっと太っていらっしゃいますが…?
A:それはストレス太りではありません。その当時は年齢がすごくデメリットでしたので、老けて見られるために太るようにしていたのです。

Q:数々のセレブたちと上手に付き合うための秘訣とは?
A:セレブの方々はとても意志が強いので、お願いする時に自分からペコペコしないように気をつけていますね。

セレブ勢揃い!サマンサタバサ上場記念パーティ!

12月12日の寺田社長の誕生日は、サマンサタバサにとっても特別な一日になりました。
この日、会社創業から11年目、東証マザーズ市場にサマンサタバサが上場を果たしたのです。
売り出し価格一株36万円に2.5倍の90万円という初値がついちゃいました。
会社の時価総額も一日にして2.5倍の760億円に。

そして、この日の夜、グランドハイアット東京でサマンサタバサの上場記念パーティが行われました。
川田も早速パーティに潜入!果たしてどんなセレブに出会えるのか…
まずは、安倍内閣官房長官!
世界のセレブ、ヒルトン姉妹ももちろん出席。
若手NO1モデルのえびちゃんに、実業家として呼ばれた神田うのさんまで。
他にも、サイバーエージェントの藤田晋社長、ファッションデザイナーのドン小西さん、超売れっ子空間デザイナーの森田恭通さん、タリーズコーヒージャパンの松田公太会長、プロデューサーのおちまさとさんにも一言頂きました!

サマンサタバサの野望とは…?

上場記念パーティの場で「新しいことにチャレンジする」と宣言した寺田社長ですが、上場で得た資金を使ってこれから何をするのでしょうか。

▼サマンサタバサの野望(1)ケータイ戦略
今年の10月から携帯電話でしか買えない新ブランド、STNY(エスティニィ)を展開中。
便利で安いから携帯で買うのではなく、携帯でしか買えないモノだから欲しくなる。

「ブランド物はケータイで買うのがオシャレ」。
そんな時代が来るという寺田社長の大胆な読みがあるのです。

▼サマンサタバサの野望(2)ターゲットは欧米
来年の春、海外第1号店の出店が決まったニューヨーク。
アジアではなく、アメリカ、ヨーロッパでの成功が世界ブランドへのステップになる…
この場所から欧米をマーケットにしたサマンサタバサの世界進出が始まるのです。

ルイヴィトンのバッグを日本人が持つように海外の人々にサマンサのバッグを持って欲しい…日本を代表するファッションブランドを目指して、寺田社長とサマンサタバサの挑戦はまだ始まったばかりなのです。

▼引き続きスタジオでは、寺田社長にサマンサタバサのヒミツについて迫りました!
Q:ケータイ専用ブランドを設立したきっかけとは?
A:ブランドとは伝統でありますが、伝統とは進化だと思っています。今のブランドの考え方を変えないで、新しいものに挑戦していこうと思い、リアルなサマンサタバサの商品をケータイ専用のブランドとして売ることに決めました。ケータイやインターネットがここまで普及するとは思われていなかった時代からすると、新しい価値をケータイでしか買えないというこの専用ブランドを売り出していくことはとても難しいと思われているかもしれませんが、そのようなことにも新しい価値を見出しつつ、挑戦していきたいですね。

Q:そしてサマンサタバサはついに欧米進出を果たすわけですね。
A:実際大変だとは思いますが、勝算があるとみこんでいます。来年の春にオープンします。

Q:サマンサタバサの次の儲かり戦略とは?
A:具体的なことはまだ決まっていないですが、ブランドビジネスに特化していきたいと思います。いろんなものを含めてブランドビジネスとは何ぞや?ということに対して深く追求していきたいですね。

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