映画「エヴェレスト 神々の山嶺」

みどころ

"映像化不可能な小説No.1"と言われ続けてきた夢枕獏の世界的大ベストセラー小説「神々の山嶺」を岡田准一､阿部寛､尾野真千子ら日本アカデミー賞受賞者揃いの豪華キャストが集結し奇跡の映画化！ まさに､日本映画の"最高峰"ともいえる作品「エヴェレスト 神々の山嶺」がついに地上波初放送！

　第11回柴田錬三郎賞を受賞した夢枕獏の世界的大ベストセラー小説「神々の山嶺」を「愛を乞うひと」などを手がけた平山秀幸監督により映画化。野心家のカメラマン深町誠には､名実ともに日本を代表する役者となった岡田准一。深町と対する羽生丈二には､主演・助演問わず強烈な印象を残す阿部寛。そして､2人の男に翻弄される岸涼子に､その卓越した演技力で映画・ドラマで活躍する尾野真千子と､日本アカデミー賞受賞者揃いの豪華キャストが集結。その他､佐々木蔵之介､ピエール瀧､風間俊介､甲本雅裕など､演技派俳優陣に加え､シェルパのテインレィ・ロンドゥップなど､国際色豊かなメンバーが脇を固める。脚本に「クライマーズ・ハイ」の加藤正人､音楽には「蜩ノ記」の加古隆と日本を代表するメンバーが揃った。映画そのものが前人未到の領域へと達する心揺さぶる感動のスペクタクル超大作が誕生した。

内容

　カメラマンの深町誠(岡田准一)は､カトマンドゥの骨董屋で古いカメラを見つける。それが山岳界の伝説となった登山家・ジョージ・マロリーのカメラである可能性に気付いた深町だが､遭遇した男らに持ち去られてしまう。深町はカメラを持ち去った男の1人に見覚えがあった。それは､数年前に消息を絶った登山家・羽生丈二(阿部寛)だった。
　帰国した深町は､羽生の過去を調べ始める。羽生のかつての山仲間・井上真紀夫(甲本雅裕)は､彼の登攀センスは認めるが､人間としては最低だと言い放つ。そんな羽生を唯一慕ったのが､山岳会の後輩・岸文太郎(風間俊介)だった。しかし､羽生と岸が2人で登攀中に岸が落下して死亡。それ以来､羽生は単独行となっていた。
　羽生の過去を追い続ける深町のもとに､岸の妹・涼子(尾野真千子)が訪ねて来る。兄の死をきっかけに羽生と交際していた涼子もまた､突然消えた羽生を探していた。涼子の紹介で深町は羽生のライバルであった長谷渉(佐々木蔵之介)と出会う。そこで､羽生が前人未到の登攀を狙っていることを知った深町は､涼子と共に再びカトマンドゥへと向かうが…。