ダメ恋「ストーカー日記」

vol.30：2016年2月21日黒沢をめぐる三人の女

急に春めいてきましたが、皆さん体調など崩していませんか？この時期は朝晩の気温差も大きくて体温調節が難しいんですよね…朝、家を出るときハイネックのセーターとか着て出たら、昼は暑くて困りましたがな。（だってミチコの着てるセーターがかわいくてまねっこして今年買っちゃったんだもん。年齢違いすぎて似合わないから色とか全然違うんだけど。ちっっ。）

こんなふうに着こなしたかった！←元が違うのに図々しい

主任は今、基本的にお店の中でのお仕事で、仕込みとかそういう時くらいしか外に出ることはありません。でもいろんなお客さんも来ますし、風邪うつされちゃったりすることもあるんです。
でも個人でやってるお店って、なかなか休みとりづらいし、まだオープンして日が浅いからなるべくお休みしたくないんですよね…

でも具合悪そう

主任、ダメですよ、働く人といっても体が資本、まずは自分をいたわらないと！でも主任って絶対に弱ったところ見せようとしないんだろうなあ…
ディーンさん「まわりが心配していろいろ動いてくれると、ぼく、することないんですけど…」
石黒くん「ぼくらが手を貸そうとして座らせようとしますから、まずはカウンターから出てください。」
恭子ちゃん「そうしたら、みんながカウンターの中にいる間にミチコは主任と差し向かいで話ができます。」

心配しますよ

そう、心配なんです。心配の仕方っていろいろあるけど、ただただ心配なんです。ミチコは晶さんのところに行ってしまっているからバイト中しか会えなくて余計心配だろうなあ。

だからって何をするんだミチコ！

ミチコと同居中の晶さんにも、主任の体調の悪さって伝わるよね。そうすると晶だって心配するよね。別れても好きな人だもん、7年も付き合って同棲してた相手、結婚してもらえなかったけどそんなに簡単にふんぎれるものじゃないんだもん。

未練たらたらだもん

だからって晶さんは今さら主任に何かができるのか、そんなことは分からない。ただ心配するだけというのもとてもとてもつらいもの。主任のまわりにはミチコ、晶さん、そして春子さんと3人の女性がいます。それぞれがそれぞれの想いで主任のことを心配してます。そんな中、主任は誰かに甘える姿を見せるのか、3人はどういう行動をするのか。次回、女性も男性もそれぞれが一歩を踏み出すための勇気と優しさと、そして真剣に恋に向きあう姿をどうぞ見てください。（私もたまにはまじめにね）