ニュースの視点

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事件・事故や政局、環境や教育問題、経済の動向から国際政治まで・・・。限られた時間では、伝えきれない事実や真実、捉え方があります。「ニュースの視点」では、時事問題の中から毎日一つのテーマを絞り、時にはゲストや専門家を招いたり、現場から生中継を繋いだり、TBS NEWSのキャスターが、政治部、経済部、社会部、海外特派員などの現役記者や解説委員と共に、ニュースの本質に迫ります。

2019年09月24日放送

#2559「アフリカ“最貧国”ニジェールの現状」

解説   :ユニセフ・アジア親善大使 アグネス・チャンさん
キャスター:壽老麻衣

【テーマ】
アフリカ西部に位置する「ニジェール」は急激な人口増加と低い経済成長率により2016年の国民1人あたりのGDPは1960年から4割減少するなど国民の半数以上が「絶対貧困ライン」以下の生活を余儀なくされています。その背景にあるのは一夫多妻、多産など女性を取り巻く伝統や慣習です。ユニセフが取り組む支援や教育などについて、ユニセフのアジア親善大使のアグネス・チャンさんに話を聞きます。
【放送後記】
アグネス・チャンさんは、児童婚や女性への性被害といった深刻な課題や、半分以上の子どもが学校に通えず、識字率はわずか15%という厳しい教育状況などを話してくれました。特に、女性が性被害に遭っても、処女でないと結婚ができなくなってしまうので訴えることもできない、親に相談しても「結婚できなくなるから黙っておきなさい」と言われてしまうという現状にはとても驚かされました。日本に住んでいると、どうしてもニジェールという国はあまり馴染みなく感じられてしまうと思います。ただ、日本では当たり前の環境が、ニジェールでは当たり前ではなく「学校に行きたい」「自由に恋愛して結婚したい」と心から願っている子どもや女性がたくさんいるということを忘れてはならないと感じました。(壽老麻衣)

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