ニュースの視点
事件・事故や政局、環境や教育問題、経済の動向から国際政治まで・・・。
限られた時間では、伝えきれない事実や真実、捉え方があります。
「ニュースの視点」では、時事問題の中から毎日一つのテーマを絞り、
時にはゲストや専門家を招いたり、現場から生中継を繋いだり、
ニュースバードのキャスターが、政治部、経済部、社会部、
海外特派員などの現役記者や解説委員と共に、ニュースの本質に迫ります。
限られた時間では、伝えきれない事実や真実、捉え方があります。
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海外特派員などの現役記者や解説委員と共に、ニュースの本質に迫ります。
2009年4月30日放送
#1188 「チベット僧と日本人女性監督 ~絶望の中で生きる~」
解説:外信部 長岡英美
担当キャスター:柴山延子
【テーマ】
33年間の獄中生活を送ったチベット僧のドキュメンタリ-映画が製作された。撮ったのは日本人女性監督。彼女を映画製作へと向かわせた「想い」、そして誰もが絶望すると思われる状況の中で生き抜いた僧侶の半生とは。
女性監督のインタビューを交えながら、映画に込められた「希望」について伝えた。
33年間の獄中生活を送ったチベット僧のドキュメンタリ-映画が製作された。撮ったのは日本人女性監督。彼女を映画製作へと向かわせた「想い」、そして誰もが絶望すると思われる状況の中で生き抜いた僧侶の半生とは。
女性監督のインタビューを交えながら、映画に込められた「希望」について伝えた。

2009年4月28日放送
#1187 「検証・貨物機炎上事故、どうなる?新型インフルエンザ」
解説:社会部 岩花光
担当キャスター:中村亜裕美
【テーマ1】
先月、フェデラル・エクスプレスの貨物機が、成田空港で着陸に失敗して炎上した。成田空港が開港して以来、初の死亡事故。事故の原因は?そして影響は?
【テーマ2】
豚インフルエンザのヒトへの感染の広がりを受け、WHO=世界保健機関が、新型インフルエンザの警戒レベルを引き上げた。日本の対応とは?
【放送後記】
今回の貨物機の着陸失敗、炎上事故は“ウインドシア”と呼ばれる急激な風の変化が原因と考えられています。成田空港開港以来、初めて死者を出した今回の事故を風化させず、今一度「空の安全」の徹底を図り、再発防止に努めてもらいたいと思います。(中村亜裕美)
先月、フェデラル・エクスプレスの貨物機が、成田空港で着陸に失敗して炎上した。成田空港が開港して以来、初の死亡事故。事故の原因は?そして影響は?
【テーマ2】
豚インフルエンザのヒトへの感染の広がりを受け、WHO=世界保健機関が、新型インフルエンザの警戒レベルを引き上げた。日本の対応とは?
【放送後記】
今回の貨物機の着陸失敗、炎上事故は“ウインドシア”と呼ばれる急激な風の変化が原因と考えられています。成田空港開港以来、初めて死者を出した今回の事故を風化させず、今一度「空の安全」の徹底を図り、再発防止に努めてもらいたいと思います。(中村亜裕美)

2009年4月21日放送
#1184 「堂本暁子前千葉県知事 2期を語る」
ゲスト:前千葉知事 堂本暁子氏
担当キャスター:中村亜裕美
【テーマ】
8年前、「県民が主役の県政づくり」を掲げて登場し、保守王国・千葉県に風穴を開けた堂本暁子前知事が、2期8年の任期を終え今月4日に退任した。
スタジオでは在任中に取り組んだ「三番瀬の再生計画」や「成田空港の用地問題」、全国で初めて千葉県で制定された「障害者条例」などを中心に、2期8年を振り返ってもらった。
【放送後記】
以前、「HEAT」のコーナーでお会いした堂本暁子さんに、今回は時間をかけてゆっくりとお話を伺うことが出来ました。千葉県民との触れ合いを大切にする気持ちや、千葉県への愛情が、堂本さんの会話の端々から感じられました。県知事時代、分刻みのスケジュールで巡られた千葉の街並みを、改めて時間をかけて歩いてみたいとおっしゃっていた堂本さん。またお話を伺える日を心待ちにしています。(中村亜裕美)
8年前、「県民が主役の県政づくり」を掲げて登場し、保守王国・千葉県に風穴を開けた堂本暁子前知事が、2期8年の任期を終え今月4日に退任した。
スタジオでは在任中に取り組んだ「三番瀬の再生計画」や「成田空港の用地問題」、全国で初めて千葉県で制定された「障害者条例」などを中心に、2期8年を振り返ってもらった。
【放送後記】
以前、「HEAT」のコーナーでお会いした堂本暁子さんに、今回は時間をかけてゆっくりとお話を伺うことが出来ました。千葉県民との触れ合いを大切にする気持ちや、千葉県への愛情が、堂本さんの会話の端々から感じられました。県知事時代、分刻みのスケジュールで巡られた千葉の街並みを、改めて時間をかけて歩いてみたいとおっしゃっていた堂本さん。またお話を伺える日を心待ちにしています。(中村亜裕美)

2009年4月16日放送
#1183 「タイ混迷 ~バンコク非常事態宣言~」
ゲスト:一橋大学 浅見靖仁教授
担当キャスター:中村亜裕美
【テーマ】
今月11日、タイのパタヤ市内で予定されていたASEAN会合は、タイの反政府派デモ隊によりすべて中止となり、日本を含む関係国を巻き込む前代未聞の事態となった。
その後、タイの首都バンコクで激しさを増した国軍と反政府派デモ隊の対立は、デモ隊が自主解散を始めたことで、一旦、収束へと向かった。しかし、この混乱の背景にある政府派勢力と反政府派勢力の対立は、何ら解決の糸口が掴めないないままだ。一橋大学の浅見靖仁教授をスタジオに招き、混迷するタイ情勢、そして今後の課題を考えた。
【放送後記】
今回のデモの背景には、農村部の人々や貧困層を中心としたタクシン元首相派と、財界人や都心のビジネスマンを中心とした反タクシン派の対立があります。貧困層が未だにタクシン元首相を支持するのは、彼が在任中に大胆な貧困層向けの政策を行ったことが大きな理由です。地方と都市の生活の格差という根深い問題があるなかで、アピシット首相が貧困層の不満をどのように解消していくのかが、この問題を解決する鍵となりそうです。(中村亜裕美)
今月11日、タイのパタヤ市内で予定されていたASEAN会合は、タイの反政府派デモ隊によりすべて中止となり、日本を含む関係国を巻き込む前代未聞の事態となった。
その後、タイの首都バンコクで激しさを増した国軍と反政府派デモ隊の対立は、デモ隊が自主解散を始めたことで、一旦、収束へと向かった。しかし、この混乱の背景にある政府派勢力と反政府派勢力の対立は、何ら解決の糸口が掴めないないままだ。一橋大学の浅見靖仁教授をスタジオに招き、混迷するタイ情勢、そして今後の課題を考えた。
【放送後記】
今回のデモの背景には、農村部の人々や貧困層を中心としたタクシン元首相派と、財界人や都心のビジネスマンを中心とした反タクシン派の対立があります。貧困層が未だにタクシン元首相を支持するのは、彼が在任中に大胆な貧困層向けの政策を行ったことが大きな理由です。地方と都市の生活の格差という根深い問題があるなかで、アピシット首相が貧困層の不満をどのように解消していくのかが、この問題を解決する鍵となりそうです。(中村亜裕美)

2009年4月15日放送
#1182 「きれいな水を世界の子どもに ~水をめぐる問題とその取り組み~」
ゲスト:日本ユニセフ協会広報室 浦上綾子氏
担当キャスター:柴山延子
【テーマ】
世界の子どもたちが『きれいで安全な水を手に入れられるように』という目的のもと、3月下旬、レストランなどで無料で出された水に対して100円以上の寄付をお願いする「TAP TOKYO」というプロジェクトが行なわれた。
日本では蛇口をひねればきれいな水が出てくるのは当たり前だが、アフリカなどの途上国では、汚れた水と不衛生な環境が原因で、1日4000人もの子供たちが命を失っている。途上国での水をめぐる問題とその取り組みについて考えた。
世界の子どもたちが『きれいで安全な水を手に入れられるように』という目的のもと、3月下旬、レストランなどで無料で出された水に対して100円以上の寄付をお願いする「TAP TOKYO」というプロジェクトが行なわれた。
日本では蛇口をひねればきれいな水が出てくるのは当たり前だが、アフリカなどの途上国では、汚れた水と不衛生な環境が原因で、1日4000人もの子供たちが命を失っている。途上国での水をめぐる問題とその取り組みについて考えた。

2009年4月14日放送
#1181 「金正日体制3期目 ~北朝鮮の行方は~」
ゲスト:防衛省防衛研究所 武貞秀士統括研究官
担当キャスター:中村亜裕美
【テーマ】
今月9日、北朝鮮では国会にあたる最高人民会議が開かれ、そこには以前とは見違えるほど痩せた金正日総書記の姿があった。去年8月に脳卒中で倒れたとされて以降、金総書記の動画が流されたのは初めてのことだが、国内外に「金総書記健在」をアピールする形となった。
金総書記の健康不安説がくすぶる中、北朝鮮は指導部の大幅な人事が断行されるなど体制の維持に一層の力を入れている。国家機関の最高ポスト・国防委員長に再び推戴(すいたい)され、3期目に入った金正日体制の行方や後継者問題などを検証した。
【放送後記】
4月に開かれた最高人民会議で、国防委員長に再任された金正日総書記。3期目に入った金正日体制では、脇を固める国防委員が増員され、軍需産業に深く関わった人物が登用されるなど、北朝鮮がこれからも軍事力強化を進めていく方向性が見えてきました。今後もミサイルや核が北朝鮮外交の中心となるのは必至で、引き続き北朝鮮の動向を注視する必要があります。(中村亜裕美)
今月9日、北朝鮮では国会にあたる最高人民会議が開かれ、そこには以前とは見違えるほど痩せた金正日総書記の姿があった。去年8月に脳卒中で倒れたとされて以降、金総書記の動画が流されたのは初めてのことだが、国内外に「金総書記健在」をアピールする形となった。
金総書記の健康不安説がくすぶる中、北朝鮮は指導部の大幅な人事が断行されるなど体制の維持に一層の力を入れている。国家機関の最高ポスト・国防委員長に再び推戴(すいたい)され、3期目に入った金正日体制の行方や後継者問題などを検証した。
【放送後記】
4月に開かれた最高人民会議で、国防委員長に再任された金正日総書記。3期目に入った金正日体制では、脇を固める国防委員が増員され、軍需産業に深く関わった人物が登用されるなど、北朝鮮がこれからも軍事力強化を進めていく方向性が見えてきました。今後もミサイルや核が北朝鮮外交の中心となるのは必至で、引き続き北朝鮮の動向を注視する必要があります。(中村亜裕美)

2009年4月9日放送
#1180 「イタリア中部地震 発生から4日目 ~懸命な救出作業続く~」
ゲスト:東京大学地震研究所 纐纈 一起教授
電話中継:ウィーン支局 小森浩和
担当キャスター:汾陽麻衣
【テーマ】
4月6日にイタリア中部を襲ったM6・3の大地震、死者の数は272人(4月9日現在)に達した。発生から4日目を迎えたローマからの最新情報や、震源地のラクイラで被災した邦人女性の声を電話中継で伝えた。スタジオには東京大学地震研究所・纐纈教授を招き地震のメカニズムや被害拡大の要因を解説した。
4月6日にイタリア中部を襲ったM6・3の大地震、死者の数は272人(4月9日現在)に達した。発生から4日目を迎えたローマからの最新情報や、震源地のラクイラで被災した邦人女性の声を電話中継で伝えた。スタジオには東京大学地震研究所・纐纈教授を招き地震のメカニズムや被害拡大の要因を解説した。

2009年4月8日放送
#1179 「北朝鮮ミサイル発射の波紋」
ゲスト:防衛省防衛研究所 武貞秀士統括研究官
電話中継:ソウル支局 巡田忠彦
担当キャスター:柴山延子
【テーマ】
今月5日、北朝鮮は「人工衛星」の打ち上げとしてミサイルを発射した。国連の安全保障理事会では、北朝鮮に対する新たな採択の決議に向けて協議が続けられている。日本、そして世界の安全保障に波紋を広げた北朝鮮ミサイル発射の背景と技術的な検証。そして、北朝鮮をめぐる国際社会の動きについて考えた。
今月5日、北朝鮮は「人工衛星」の打ち上げとしてミサイルを発射した。国連の安全保障理事会では、北朝鮮に対する新たな採択の決議に向けて協議が続けられている。日本、そして世界の安全保障に波紋を広げた北朝鮮ミサイル発射の背景と技術的な検証。そして、北朝鮮をめぐる国際社会の動きについて考えた。

2009年4月7日放送
#1178 「オバマ政権の77日」
ゲスト:拓殖大学 海外事情研究所 川上高司教授
中継解説:アメリカ総局長 金平茂紀
担当キャスター:柴山延子
【テーマ】
アメリカのオバマ大統領が就任してから約3か月。依然として高い支持率を誇っているが、問題は山積している。番組では今回、破綻した経済の立て直しや、アフガニスタンの安定化に向けた動き、北朝鮮のミサイル発射などについて取り上げた。
アメリカのオバマ大統領が就任してから約3か月。依然として高い支持率を誇っているが、問題は山積している。番組では今回、破綻した経済の立て直しや、アフガニスタンの安定化に向けた動き、北朝鮮のミサイル発射などについて取り上げた。
