番組ラインナップ

JNNドキュメント
地上波では、地域ごとにしか見ることのできない
地方局制作のドキュメンタリー番組を毎週お届けします。
TBSの日本全国28局の系列局、JNN(Japan News Network)が誇る
日本各地の取材班が、時間をかけて紡いだ秀逸のドキュメンタリーを
お送りします。
  • ○2013年10月○
  • 10月 1日(火)「こころ~夫婦の思いをかたちに~」 制作:UTY テレビ山梨
  • 10月 8日(火)「はっけよい!」 制作:RBC 琉球放送
  • 10月15日(火)「牛飼いの決断~福島に置いてきた夢~」 制作:RCC 中国放送
  • 10月22日(火)「カネミの主張~油症45年~」 制作:NBC 長崎放送
  • 10月29日(火)「隠された事故~焼身自殺の真相を追う~」 制作:MBS 毎日放送

これまで放送したドキュメンタリー

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10月22日(火)午後11時から放送
「カネミの主張~油症45年~」
制作:NBC 長崎放送 2013年6月23日(日)
ナレーション:平松誠四郎

○内容○

 社名が事件名になった会社「カネミ倉庫」。今も福岡県北九州市に本社を置き、物資を預かる倉庫業と油を作る精油業を続けている。
1968(昭和43)年。油を加熱する為に使っていた化学物質「PCB」がパイプから漏れ出して混入。西日本一帯で、油を口にした1万4千人以上が、皮膚・爪・目・内臓…、全身に及ぶ異常を訴えた「カネミ油症事件」。加害企業となったカネミ倉庫は「賠償金を支払う余裕はない」と訴えた。そして、損害賠償請求訴訟を起こした原告患者らとの和解に基づいて治療費の実費分負担を約束し、現在に至る。
 このカネミ油症事件をめぐって、発覚から40年目の2008年5月、新たな裁判が始まった。原告は「新認定」の油症患者達。遅れて認定されたため、過去に起こされた一連の裁判には参加できなかった人達だ。
カネミ倉庫は全面的に争う構えを示し、民法724条「除斥期間」によって、不法行為時から20年で損害賠償請求権は消滅していると反論、そして再び「賠償金を払う余裕はない」と訴えた。
 5年の審理を経た2013年3月、「原告の請求を棄却する」。除斥期間を適用した原告全面敗訴の判決が言い渡された。認定が遅れた責任を全て被害者に押し付ける極めて形式的な判決と原告が反発。
この裁判所の判断を、カネミ倉庫の主張と共に考える。
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10月8日(火)午後11時から放送
「はっけよい!」
制作:RBC 琉球放送 2012年3月17日(日)
ナレーション:吉田鉄太郎

○内容○

 「僕は夏休みの全国大会で優勝して宿題も全部やります。」
元気よく教室で答えたのは、わんぱく横綱の當眞嗣斗(とうま・つぐと)くん。小学校にあがる前にはじめた相撲を通して、タテにヨコにメキメキと成長し、12歳にして身長は176センチ、体重140キロ、小学生としては規格外の大きさだ。 
 これまで日本一になること4回。圧倒的な強さで、沖縄では6年間彼の負けた姿を誰も見たことがない。
学校では、その大きさゆえ誰もが知る存在。勉強はスポーツに比べ少し苦手。それでも先生に褒められるとやる気がみなぎる、気持ちは普通の小学生。クラスのみんなに慕われいつもたくさんの友達に囲まれる人気者。しかし友達と嗣斗くんの体格は大人と子ども程も違う。そのため力いっぱい遊べずに歯がゆい思いをする時もある。
そんな嗣斗くんが、おもいっきりぶつかる事が出来る場所が土俵だ。いつでも全力が求められる土俵の上は、力いっぱい自分の力をだしたい嗣斗くんにとってかけがえのない場所で、忘れられない思い出もたくさんある。
 いっぱい食べて、いっぱい遊んで、たっぷり稽古した小学校生活、育ち盛りのわんぱく横綱・當眞嗣斗。その成長と素顔を見つめた。
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