JNNドキュメント

JNNドキュメント 毎週(火) 午後11:00〜12:00

地上波では、地域ごとにしか見ることのできない地方局制作のドキュメンタリー番組を毎週お届けします。
TBSの日本全国28局の系列局、JNN(Japan News Network)が誇る日本各地の取材班が、時間をかけて紡いだ秀逸のドキュメンタリーをお送りします。

2020年02月放送

2020年02月25日放送

嵐のち“春” 〜北星余市高 4年間の激闘〜

制作:北海道放送

北星余市高校には様々な問題を抱える若者たちがやってくる。1年生のサトシさん(15)は、小学生の時にイジメを受けたのがきっかけで「ゲーム依存」に陥った。母親が仕事に出ると、ひとりゲームと向き合う毎日だった。しかし14歳になったとき「ゲームをやるのも辛いし、やらないのも辛い」という状況になり、自ら「病院に行く」と決意した。「学生寮のある高校で規則正しく生活するべき」という主治医の言葉に、地元を離れ北星余市高校に入学したが、友達はできない。寮にひとりでいると考えてしまうのはゲームのこと…。そんなサトシさんに意外な居場所ができた。
20年ぶりに余市に帰ってきた卒業生もいる。佐々木達也さん(39)は、去年新しくできた女子寮の寮父になった。大学を卒業後はフリースクールに勤務したが、29歳のときに閉校。その後は、飲食店や農作業のヘルパーなど、職を転々としてきた。そんな佐々木さんが寮父になる決意をしたのは、2年前。長女が産まれたことがきっかけという。そのワケは?
発達障害を理由に高校から入学を断られ、遠く沖縄から母親と移住した女子生徒から、何度も謹慎処分を受けた元ヤンキーまで。感動の卒業式を迎えた生徒たちの姿を追う。
北星余市高校の廃校問題が報じられたのは2015年。生徒会長はラップを作り、プロボクサーの卒業生は「北星余市」と刺繍の入ったトランクスでリングに上がる…存続を訴えてたくさんの人たちが行動を起こしてきた。2019年度の生徒数が210人に達した場合、廃校案は白紙に戻される…。その結果は?
4年間の激闘の末に迎えた、北星余市の「運命の春」を見つめる。

2020年02月18日放送

生ききる

制作:信越放送

【内容】
上田市にある無言館は、館主の窪島誠一郎が、全国の遺族を訪ね歩き、消えゆく運命だった戦没画学生たちの絵を集めた美術館だ。入館者はピーク時10万人ほどだったが、ここ数年は3分の1に減少し、絵の修繕費などで経営は苦境に立たされていた。窪島は、くも膜下出血で倒れるなど命の限界を感じながらも、無言館を守るために、大きな決断をする。病と闘いながら生きる窪島の覚悟に迫る。

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2020年02月11日放送

聖地へ 〜世界バドミントンU15 in SHONAI

制作:テレビユー山形

【内容】
今年6月に山形県鶴岡市で初めて開催された『世界バドミントンU15 庄内国際招待 2019』。大会は日本を含む世界9か国から15歳以下の男女選手を招待し、中学生世代の事実上世界一を決めるバドミントンの世界大会です。大会を未来のオリンピアンが集うバドミントンの聖地とすべく、初開催へ奔走する地元の大会スタッフと初めて世界の舞台へ挑む山形県代表選手の奮闘の様子を追いました。大会にかける地元の人々の思いとは…。そして山形県勢選手は世界の舞台で勝利を飾れたのでしょうか。

2020年02月04日放送

言伝〜広島を生きた母〜

制作:中国放送

【内容】

2019年、28年ぶりにリニューアルした広島市の原爆資料館。
そこには学徒動員中に犠牲となった女学生のかばんや、
当時2歳だった男の子の下着など、
母親の思いが込められた数多くの遺品が展示されている。

戦後の広島には、原爆で夫や子どもを失いながら、
強く生き抜いてきた母親たちが数多くいた。
彼女たちは何に支えられ、被爆後の人生を耐え抜いたのか。

番組では、家族の証言や残された母親たちの手記、
またRCC中国放送のライブラリ—映像に残された母親たちの証言などを元に、
ヒロシマで困難に向かって力を尽くした彼女たち姿を描くことで、
原爆がもたらしたものを浮かび上がらせる。

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