JNNドキュメント

JNNドキュメント 毎週(火) 午後11:00〜12:00

地上波では、地域ごとにしか見ることのできない地方局制作のドキュメンタリー番組を毎週お届けします。
TBSの日本全国28局の系列局、JNN(Japan News Network)が誇る日本各地の取材班が、時間をかけて紡いだ秀逸のドキュメンタリーをお送りします。

2018年06月放送

2018年06月26日放送

平和への旅路 世界の記憶 朝鮮通信使

制作:中国放送

[内容]
江戸時代、朝鮮半島から12回派遣され、広島も訪れた外交使節団「朝鮮通信使」。
ソウルから東京までの約2千キロを旅し、単なる「外交」に留まらない「文化交流」を担った。その足跡は書画や詩文だけでなく、祭りや飲食物など、さまざまな形で残されている。
日韓のゆかりの地の思いが結集し、異例の日韓共同申請で、ユネスコ「世界の記憶」への登録が決まった。しかし、朝鮮通信使は、そもそも豊臣秀吉の朝鮮出兵に伴う「戦後処理」が原点。共同申請までの道のりは紆余曲折をたどった。
「歴史認識」を巡る日韓関係者の葛藤とは。そして、困難を乗り越えて芽生えた友情とは。日韓各地での取材を通じ、朝鮮通信使と当時の日本人から、現代の私たちへの「メッセージ」が見えてきた。
ナビゲーター・ナレーション:青山高治、泉水はる佳
初回放送:2017年11月18日

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2018年06月19日放送

ローズアパート 〜ひとつの老いのかたち〜

制作:毎日放送

2018年06月12日放送

故郷を消さない〜硯のまちで描く未来〜

制作:東北放送

[内容]
石巻市雄勝町。被災地の中でも「最も復興が遅れている地域」と言われている。人口は流出が続き、震災前の4分の1の1000人にまで激減した。
その雄勝に残る覚悟を決めた人がいる。春日常貴(かすがつねき)さん。
600年もの歴史を守る伝統の「雄勝硯」の職人だ。津波で自宅と工場を失ったが、登米市に工場を見つけ硯を作り続けている。一方、雄勝の仮設住宅での生活は7年となった。妻と3人の子どものためにも、再び雄勝に家を建てたいと考えている。
雄勝での生活は、決して便利ではない。それにも関わらず、春日さんがこの地にこだわる理由は「硯」の原点であるとともに、子どもを故郷で育てたいという強い思いからだ。しかし書道離れが進む中、硯作り一本では立ち行かなくなってきているのが現実だ。春日さんは中国産の書道用具の輸入業も手掛けながら、大切な家族を守るとともに雄勝への工場の再建も目指している。
番組では春日さんの奮闘を中心に描くとともに、何故ここまで復興が遅れたのかを検証する。そして復興の遅れにより複雑な思いを抱きながら雄勝を離れていく人、そして地図から「雄勝」を消さないために立ち上がった地元の人たちの姿も追いかけて「硯のまち」の今を伝える。
ナレーター:竹下景子、菅生翔平(TBCアナウンサー)
初回放送:2018年3月17日

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2018年06月05日放送

新九州遺産 海の絆ペーロン

制作:長崎放送

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