2017年06月27日放送
珊瑚の海深く〜沈没船が伝える戦争〜
制作:RKB毎日放送
[内容]
“楽園”と呼ばれる太平洋・パラオなどの海底に、多くの船が沈んでいる。太平洋戦争中に燃料や物資を運ぶため、軍から徴用された日本の輸送船だ。「消耗品扱いされた」と訴える船員たちの戦争とは?
そして、その船から今も油が漏れ出している実態も浮かび上がってきた。また、取材中に、71年前の空襲で沈んだ『日本の船』を新たに発見した。
“楽園”の海に沈む船は何を訴えているのか?民間人である多くの船員が犠牲になったあの戦争に迫る。
制作:RKB毎日放送
初回放送:2015年12月31日(土)
2017年06月13日放送
つなぐ〜地域で守る申年の舞〜
制作:テレビ山口
[内容]
山口市秋穂(あいお)の赤崎地区は65軒が点在する小さな集落です。この地区には12年に一度、神社に奉納される「十二の舞」という舞があります。農作物を荒らすサルの被害と疫病を封じ込めようと始まったとされ、申年の11月、申の日に奉納されます。いつごろから始まったのかは定かではありませんが、神主だけが舞う「神主神楽」として続いていたものが、1836年から地元の人々に受け継がれました。戦後一時中断していましたが、1973年に保存会が結成され伝統行事を復活させました。
2016年は申年。十二の舞の中には子どもたちだけが舞う「神楽舞」があります。今回の神楽舞を担当するのは、地区で生まれ育った申年生まれの小学6年の男子児童2人です。藤田雄大(ふじた・ゆうだい)君は、父と祖父と3世代で参加します。父も舞を奉納し、祖父はお囃子(はやし)を担当します。もう1人は吉永隼(よしなが・はやと)君。祖父が神社に奉納するもち米を育てています。2人とも3世代同居で、地域の人たちが先生となり夏休みから始まった週2回の練習にも欠かさず参加しています。
番組では、地域の人々が守り継承している伝統の舞を通して、失われつつある地域のつながりや大切さを描きます。
制作:テレビ山口
初回放送:2017年1月29日(日)