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#22 「ちぃ 求める」
脚本:植竹須美男 絵コンテ:坂田純一
演出:太田雅彦 作画監督:桜井邦彦

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稔の元に届いた画像メール。
それは以前、ちぃの写真を送ってきたアドレスと同じところから送られてきたものだった。しかし、今回送られてきた画像は、ちぃの写真ではなく、幾何学模様で構成された地図みたいな画像だった。

「何でこんなもの、送ってきたんだ?」

本須和は、送られてきたその画像を眺め、頭を抱えていると、そこに新保が現れる。清水先生に行ってあげなよと言われたのだと言う。そして、状況を聞いた新保は、本須和に、

「――で、やっぱり心配でたまらない、と。」

うなずく本須和。

「確かにパソコンは記憶を消せるけど……でも、オレは覚えている。」

相手が生き物じゃなくても、相手が覚えてなくても、オレが覚えてるなら、なかった事にならない……それが、植田店長の話を聞いて本須和が得た回答だった。

「だから早く探してやりたい」

その言葉を聞いた新保は、

「わかった……オレも手伝う。」

そう言ってくれるのだった。
しかし、唯一の手がかりである添付画像が何を意味するのか判らない。と、

「地図だろ?これって。」

画像を見て、あっさりと言う新保。確かにそう言われればそう見える。そして、稔の協力で、その地図が示す場所を探し始めるのだった――。

一方、捕らえたちぃを自作のパソコンに繋ぎ、解析を始める小島。

「さ、君の全てを見せて――。」

小島の持つ24台のパソコンが、ちぃのプロテクトを解き始めたのだった――!!

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