みどころ
日本ツアー残り2戦!賞金王&シード権争いがクライマックス!
ホストプロ石川遼、大会初制覇へ!
日本男子ツアー最終盤のビッグトーナメント『カシオワールドオープン』。
賞金総額2億円、優勝賞金4000万円。
戦いの舞台はツアー屈指の雄大なコース、高知県の『Kochi黒潮カントリークラブ』。今大会は今年で43回目の開催を迎える。
1981年、鹿児島県の指宿ゴルフクラブで幕を開けたカシオワールドオープン。
過去にタイガー・ウッズやフィル・ミケルソンも出場した国内屈指のビッグトーナメント。
注目はツアー終盤戦に差し掛かりクライマックスを迎える賞金王争い。
11月は優勝賞金も高額となる秋のビッグトーナメントが続く。
現在の賞金ランクトップは今シーズン4勝の平田憲聖(23)23歳301日でのシーズン4勝目は石川遼、
松山英樹に次ぐ3番目の年少記録。勢いそのままに賞金王なるか!?
2位には昨年の賞金ランキング3位・金谷拓実(26)前回のカシオワールドオープンでは最終日、最終組で優勝争いを演じるもスコアを伸ばしきれず7位タイ。
それでも相性の良さを見せたこの大会で初優勝を狙う。
優勝賞金4000万円というビッグトーナメントを制し、賞金王争いに終止符を打つのか?
はたまた最終戦までもつれ込むのか?目が離せない!
さらにツアー通算18勝を誇る石川遼にも期待がかかる。
このカシオワールドオープンでは2位が3回、トップ10入り6回とコースとの相性は抜群!
所属プロとして今大会初優勝を飾れるのか?
また、16番PAR4では3rdラウンドに325yのティーイングエリアを使用し1オンチャレンジホールへと変貌する。
果敢に攻め1オンを狙うのか、刻んで確実にバーディーを奪うのか?
優勝争いの終盤で大きくスコアが動き、面白さが増すはずだ。
そしてこの『カシオワールドオープン』、もうひとつの焦点は、賞金シード当落線上の争い。
賞金ランキング65位までに翌年のシード権が与えられる。
次週のツアー最終戦、日本シリーズは、その年のツアー優勝者と賞金ランキング上位者など、ごく限られた選手にしか出場資格が与えられない大会。
すなわち、このカシオワールドオープンが最終戦になる選手がほとんど。
このカシオワールドオープン終了時点で賞金ランキング65位以内に入らないと、2025年のシード権を失う事となる。
賞金王争いとシード権争い、ゴルファー達の意地とプライドをかけた2つの戦いが繰り広げられるカシオワールドオープンが今から楽しみだ!(賞金ランキングは10月16日現在)
解説:加瀬秀樹プロ
解説:宮里聖志プロ
オンコース解説:田中秀道プロ
実況:伊藤隆佑アナウンサー