みどころ
日本ツアー残り2戦!賞金王&シード権争いもクライマックス!
今年の賞金王争いはまさに大混戦!!ホストプロ
石川遼、大会初制覇へ!
日本男子ツアー最終盤のビッグトーナメント『カシオワールドオープン』。
賞金総額1億8000万円、優勝賞金3600万円。
戦いの舞台はツアー屈指の雄大なコース、高知県の『Kochi黒潮カントリークラブ』。
今大会は今年で44回目の開催を迎える。
1981年、鹿児島県の指宿ゴルフクラブで幕を開けたカシオワールドオープン。
過去にタイガー・ウッズやフィル・ミケルソンも出場した国内屈指のビッグトーナメント。
注目はツアー終盤戦に差し掛かりクライマックスを迎える賞金王争い。
11月は優勝賞金も高額となる秋のビッグトーナメントが続く。
現在の賞金ランキングトップは、ツアー初戦で初優勝を果たした、生源寺龍憲(27)。
賞金ランキング2位には、こちらも今季初優勝を果たした、金子駆大(23)。その差は約800万円。
今季は10名の選手がツアー初優勝を飾っており、男子ゴルフはまさに戦国時代。
新しい選手が台頭してきており、強者たちがひしめき合っている。
大混戦の賞金王に近づくためには、この優勝賞金3600万円というビッグトーナメントを必ず勝ちたいところだ。
賞金王争いに終止符を打つのか? はたまた最終戦までもつれ込むのか?目が離せない!
ツアー通算20勝を誇る石川遼にも期待がかかる。
このカシオワールドオープンでは2位が3回、トップ10入り7回とコースとの相性は抜群だが、優勝には届いていない。
昨年も3日目までノーボギーで回り、最終日をトップと1打差で迎えたが、スコアを伸ばせず惜しくも4位タイ。
所属プロとして、悲願の初優勝を飾れるのか?
さらには、元プロ野球選手で平成の怪物と呼ばれた、松坂大輔がカシオワールドオープンに推薦出場する。
松坂大輔はレギュラーツアー初参戦!
そしてこの『カシオワールドオープン』、もうひとつの焦点は、賞金シード当落線上の争い。
賞金ランキング65位までに翌年のシード権が与えられる。
次週のツアー最終戦、日本シリーズは、その年のツアー優勝者と賞金ランキング上位者など、ごく限られた選手にしか出場資格が与えられない大会。
すなわち、このカシオワールドオープンが最終戦になる選手がほとんど。
このカシオワールドオープン終了時点で賞金ランキング65位以内に入らないと、2026年のシード権を失う事となる。
賞金王争いとシード権争い、ゴルファー達の意地とプライドをかけた2つの戦いが繰り広げられるカシオワールドオープンが今から楽しみだ!(賞金ランキングは11月10日現在)
解説:加瀬秀樹プロ
オンコース解説:田中秀道プロ
実況:伊藤隆佑アナウンサー