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2026年9月14日(月)

日本新記録44秒44・世界陸上6位入賞の中島佑気ジョセフ
32年ぶり日本開催の『アジア大会』へ「今回は挑戦者ではなく、王者として挑む」石川佳純に語る

TBSテレビでは、愛知県・名古屋市で開催される『アジア大会 愛知・名古屋』を9月16日(水)から10月4日(日)にかけて独占生放送する。日本での開催は1994年の広島大会以来32年ぶり。

『アジア大会』は4年に一度、48億人の頂点を決めるアジア最大のスポーツの祭典。オリンピックを凌ぐ数の競技・種目(43競技469種目)が行われ(※)、約45の国と地域が参加予定。
(※)東京オリンピックは33競技339種目

このたび、TBSスペシャルアスリートアンバサダーの石川佳純と、『東京2025 世界陸上』の男子400mで日本勢34年ぶりの決勝進出・6位入賞を果たした中島佑気ジョセフ選手との対談が実現した。

初出場の『アジア大会』へ「挑戦者ではなく、王者として」

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191cmの長身から生み出されるダイナミックな走りで、今季の『東京2025 世界陸上』男子400mで準決勝日本新記録となる44秒44をマークし、日本勢過去最高順位の6位入賞を果たした中島佑気ジョセフ選手。9月に開催される『アジア大会』は、中島選手にとって初めての出場となる。

400m個人に加え、混合4×400mリレー、男子4×400mリレーの予選・決勝と、出場するとすればこれまでにない本数のレースが予定されている。世界大会でよく顔を合わせるアジア勢について、ライバルであると同時に結束感もあると明かしつつ、意気込みを語った。

「今回は挑戦者ではなく、王者として挑むような形になるので。圧倒的な力で優勝するというところと、勝ち切る力っていうのはすごい大事だと思うので、レースでも引っ張っていって、そのまま勝ち切るようなレースをしたい」

目指すタイムも明確だ。

「その結果、43秒台が出れば本当に万々歳かなと思う。今年のピークの走りができればと思います」

「400mは練習で走らない」――400mを支える戦略と、さらなる進化

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石川が「400mはどんな競技ですか」と尋ねると、中島選手はスピードと戦略が絶妙に絡み合う競技だと表現する。

「400mは短距離走に入るのでスピードの部分も迫力のある競技ですが、それ以上に戦略的な要素もある。どちらのバランスも取らなければいけないという意味で、頭も使いながらフィジカル的なスピードやパワーも必要で。すごく絶妙な競技だなと思います」

この日の練習に石川を招いた中島選手が明かしたのは、「400mは練習で絶対に走らない」という意外な事実。

「とりあえず250mまでは練習通りに走って、最後150mは“行ってこい”みたいな感じです。早く200m突っ込むだけだったら誰でもできますが、ハイスピードの中でいかに力を残して、楽に速く走るかを突き詰める種目。やはり最初の250mぐらいで勝負が決まってくるのかなと思います」

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この日は石川も、10キロのおもりを引く高負荷トレーニングを体験。普段は14〜16キロまで負荷を上げるといい、着地の力を養う中島選手の武器の一端を垣間見た。世界陸上を経て、さらなる高みを目指す今の課題は「前半のスピード」だという。

「前半型のレースをするためには、最初のスタートからスムーズに出て、高いスピードで200m通過する必要があるので、自分が苦手なスピードの部分を中心的に取り組んでいます」

石川佳純が引き出した本音――「絆があるから強くなれる」、支えは大学からの恩師

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今回の『アジア大会』の放送テーマは「絆があるから強くなれる」。『アジア大会』を経験し、大舞台のプレッシャーを知る先輩・石川が支えの存在を尋ねると、中島選手が真っ先に挙げたのは大学時代から指導を受ける梶原道明監督だった。

「やっぱり一番は監督ですね。自分の中でも父のような存在で、対等な関係で話せるというのもそうですし、大学に入ってからずっと指導していただいていますが、自分の弱さ・強さも全部共有していて。東京世界選手権の時も二人三脚で勝ち取った決勝というところはありますし、本当に一番の支えになる存在ですね」

厳しくも愛のある指導への思いは深い。世界陸上での躍進を「恩返し」「親孝行」と振り返りつつ、視線はすでに次に向かっている。

「本当に愛のある指導をしてくださって。自分も監督も見据えている位置が高いからこそ、『もっとこういうことできたよね』といつもフラットな視点で当たってくれるので。普段感情的な姿を見せない監督の涙する姿が世界陸上で見られたというのは、恩返しにも少しなったのかなというのもありますし、親孝行的なこともできたのかなと思います。一方で、今は次の段階に向かっているので、もっといい景色を監督にも見せたいなと思っています」

オフの日は読書のほか、最近はレゴにハマっているという中島選手。目標は高さ1.5メートル超という大型セットのエッフェル塔とタイタニックの完成だ。遠征先では、試合のウォーミングアップが終わり、そこから招集所に行く前にイヤホンで鐘の音を聞いて気持ちを整えるのがルーティンだと明かすなど、ストイックな競技への向き合い方の裏にある素顔も垣間見えた対談となった。

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日本新記録保持者として『東京2025 世界陸上』で日本勢34年ぶりの決勝進出を果たした中島選手。日本開催となる『アジア大会』には初出場ながら「王者」として頂点に挑む。恩師との絆を力に変え、自己ベスト更新となる43秒台を狙うレースに期待したい。

■番組情報
[番組名]
『アジア大会 愛知・名古屋』
[放送日時]
9月16日(水)から独占生放送!