遠藤慶太 えんどうけいた(29) 伊藤淳史

「ジャルパック」の社員。
旅行会社への志望動機は、「マニアックな旅の企画をしてみたかった」から。
本社の企画課では、メジャーなガイドブックには載っていないような秘境体験ツアーなどを開発していたが、新任の課長から嫌われ、突然成田空港勤務となり「納得がいかない」と落ち込む。企画には自信があったものの、接客業務体験のなさゆえ、空港カウンターでの仕事はわからないことだらけで、大混乱の日々。怒濤のクレームに頭を下げ続け、同僚の女性社員たちには睨まれ、思わず「よくこんな仕事やってられるね」と愚痴まで言ってしまうのだが……。しかし、やがて、「笑顔でお客様を送り出すこと」の重要さに気づき、空港勤務の意外なやりがいに目覚めていく。