吉井太平(よしい・たいへい)
楽駆
音楽系バーを営む。天真爛漫で自由な渚と比べ、大人の余裕と落ち着いた雰囲気を持つ、我が道を行く渚を大きな心で包み込む仏のような夫。勝男と別れて渚のもとに突然押しかけた鮎美のことも、居候として快く迎え入れる。職業柄、店に出入りする人たちのあらゆる秘密に精通しており、鮎美と急接近するミナトのことも知っているようだが……