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TBSアニメ「ヴィーナス ヴァーサス ヴァイアラス」

人間の魂を喰らう魔人(ヴァイアラス)と呼ばれる"視えざるもの"の退治をする退治屋・ルチアと、彼女が持っていたブローチの針で指を刺した事をきっかけに魔人が視られる力を得たスミレは、共に魔人と戦い始める。

TVアニメ化決定!

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Interview

■インタビュー第3回 2007/05/11更新
♦ヘタレな名橋

─好きなキャラ、嫌いなキャラなどについて教えてください。

木村:全部好きなんですけどね。ローラとか、ライラとか、名橋のヘタレっぷりも大好きでしたし(笑)。

山田:名橋はヘタレでしたね。いろいろ知ってそうで、「お前が最初から言ってれば」というのもあったりして。

木村:そもそも、名橋がちゃんとリリスをモノにしてれば、こんなことにはならなかったのに(笑)。

山田:そこから、負けが始まっているわけですよ。あの三角関係で負けていなければ…。

木村:負けててもね、未練たらたらその娘(ルチア)を育てたりしなければ(笑)。
で、最後まで「お父さん」と呼んでもらえず。

─死んでからですよね、呼んでもらえたの。

山田:あれは、アフレコ現場でひょい、と。シナリオにはなかったんですよ。

木村:みんなで「最後ぐらい、名前を呼んであげた方がいいかもね」って(笑)。
鈴見先生も「あ、いいですよ」と言ってくれて。それで、泣くのを我慢してた彩ピーが号泣(笑)。

山田:「お父さんって呼んでください」っていう説明を受けただけで泣いちゃってた。

木村:他だと…。面白キャラとして愛情が湧いたのはローラかな。最後もシナリオにはなかったのに、
ポッキーを投げて五芒星を作って名橋とリリスを復活させる、みたいな。
「そこはスターウォーズにしなくちゃ(笑)」って、尺もないのに無理くり入れて。

山田:僕は基本的に主役マンセーなんで、スミレ。じつは最初、スミレが主人公だと思ってたんです。
後半「あ、やっぱルチアなんだな」って思いましたけど。
スミレの、ドジドジな子がいかに二面性があるのか、というのが面白かったですね。
っていいながら、僕は設定話を担当する回が多かったので、若いころのリュシフとかも好きです。
だからあの三角関係は面白かったですね。
あれはアニメのオリジナルで、僕が勝手に「えいっ」って作っちゃったんですけれど。
あそこらへんからヘタレが…(笑)。だから、そうなる運命なんですよ! 故に、愛されるのかな。
小杉さんが格好良いのがまた面白くて。格好良いんだけど絶対負ける、みたいな。

♦男性がみんなヘタレな理由

─作画スタッフさんたちは、どのキャラが好きだったんでしょう?

木村:雲雀さんは女の子の作画さんが多いので、理久くんが人気だったみたいですよ。

─そういえば、理久くんもある意味ヘタレですよね。

木村:一応、京子タンをゲットしたけどね。

─なんだか、男はみんなヘタレって気がします(笑)。

木村:そうしないと、やはりルチアが立ってこないですから。

山田:結局、ルチアとスミレが戦うために、それが激しくなればなるほどそのお膳立てが…。

木村:だって、普通だったら女の子に戦わせないもん(笑)。

山田:印象的だったのは、スミレと与識のキスシーンのとき。
与識が「ありがとう、助けてくれて」って、それは男の台詞じゃねーなー。やはり庇われている方なんだって。

木村:作戦的なものだったかもしれませんが、まあ元来、遊具の中に入って一人本読んで
「化石大好き」なんて言うヤツは、普通…そうでしょう(笑)。

山田:与識の設定は基本的に原作漫画からとりながら…。でも、「ニヤリ」という部分は排除していますね。

木村:その頃はまだ、原作漫画ではそんなにレギュラー化していなかったんです。
アニメでは、1話からなるべくずっとレギュラーとして出していて。…声優陣には最初から「この人怪しいよね」って言われてたね。

山田:そりゃ、怪しいですよ。

木村:「絶対何かあるよね、あの人!」「ハイ、そうです」って感じです(笑)。



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