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●あらすじ&特集一覧


「にゃんこい!」アフネコレポート!

第4話までの"アフネコ"が終わった段階での、キャラクターを演じた感想をお願いします

浅沼晋太郎さん 「必死です。僕が演じる高坂潤平は、酸素ボンベを持ってこないといけないかと思うくらい、 表情や動きやがコロコロと変わるキャラクターで、演じていて楽しいことは楽しいのですが……。
先ほど原作者さんに『アドリブなどを期待しています』など、言われるとは思っていなかったことを言われたりしながら、本当にいつも気合を入れて収録に臨んでいます(笑)。
自分はネコアレルギーではないですし、昔ネコを飼っていたこともあるのですが、どちらかというとイヌ派の人間で、 周りの人にもイヌっぽいと言われたりするので、そういうところが潤平っぽさにつながるといいなと思って演じています」

井口裕香さん 「あっという間にもう4回という感じなのですが、(水野)楓はひたすらかわいらしく、 かわいいしか能がないって言われたので(笑)、ひたすらそれをこなせるように、私の思う"かわいい"と男性の皆さんの考える"かわいい"を一所懸命すり合わせつつ、 楓ちゃんをお届けできるように、日々かわいさを研究しながら頑張っていこうと思っています。
私自身もネコを飼っているので、毎回アフネコの現場でネコたちが喋っているのを見ては、キュンキュンしています(笑)。ぜひ楽しみにしていてください」

白石涼子さん 「(住吉)加奈子は登場シーンがけっこう強烈だったので、インパクトのあるキャラクターだなと思っていたのですが、 実はすごく女の子らしく、しかもあまり作っているところがない、すごく自然な子だなっていう印象を受けました。
なので、特にかわいこぶることもなく、わざと怖くするという意識もなく、演技の上ではわざと怖くしたりもするのですが、できるだけ自然体で、素直に演じていけたらいいなあと思っています。
潤平との恋はどうなるのかなあ? というのが毎週楽しみな感じなのですが、ライバル多しといった感じですね(笑)。ボディ的にもすごく魅力があって、人を惹きつけるようなボディをしているので……」

川口敬一郎監督 「今日のはデカすぎたので直しますよ」

白石 「えー、そうなんですか? サービスシーンじゃないんですか?」

監督 「ちょっと設定よりデカすぎたんで」

白石 「皆さんの欲望がむき出しになっちゃった感じですね。もしかしたら、DVD特典として出るかもしれません(笑)。 私は個人的にもネコが好きなので、本当にネコってどんなことを思っているんだろう、こんなことを思っているのかな? なんて思いながらアフレコをしています。毎週楽しいです」

小林ゆうさん 「(一ノ瀬)凪さんはですね、潤平さんのすごく良きライバルで、すごく男です(笑)。 陸上部の部長さんをさせていただいていまして、身長が180cmもございまして、それでカッコよくて、見た目もクールで、 すごく素敵な雰囲気をお持ちなんですけど、性格的にはいろいろな面があって、いろいろな表情をお持ちです(笑)。 凪さんには魅力がすごくたくさんあるので、ちゃんとそれを表現できるように一所懸命頑張って、本当に浅沼さんとボンベを共有するような……」

浅沼 「共有したらまずいですよ。小林さんファンに殺されます。そこは別にしましょう(笑)」

小林 「酸素ボンベが必要にならないように頑張りたいという気持ちで、全力で臨ませていただいております。よろしくお願いします」

田中敦子さん 「私は今回ネコのニャムサス役ということで、動物でこういった大きな役というのは初めてなのですが、すごく気持ちよくやらせていただいています。
今もネコを2匹飼っていて、ネコがとても好きなのですが、最初にこのオーディションの話が来たとき、 どうしてもネコ役をやりたいと思いまして、『何々だニャー』とかやってみようかなって思ったのですが(笑)、 オーディションのときに『ニャムサスは”極道の妻たち”の岩下志麻でお願いします』という指示をいただいたので、チョット気持ちを切り替えて、すごく気持ちよく、楽しくやらせていただいています。
タマとの掛け合いも、ネコ同士なのですが、とても楽しいです。
実は1月に飼いネコを亡くしたのですが、きっと16歳だったそのネコがこの役を私に持って来てくれたのかなと思って、とても楽しんでやらせていただいています」

TVアニメ『にゃんこい!』の見どころを教えてください

浅沼 「見どころは、観ていただいて感じていただくのが一番なのですが、僕が思うのは、『え? ここCG?』というところですね(笑)。僕はそこにちょっと感動したんですよ」

監督 「空きカンとか?」

浅沼 「そうですね。そういう細かいところに、すごく力を入れているアニメだなと思って、リハーサルなどで感動していました(笑)。 あと、役者さんがですね、ガヤと呼ばれる背景にいるその他大勢の生徒とかの声を演じているときに、よく聴くと細かいことを言っていたりするんですよ。
よくOKになるなあと思いながらやっているんですけど(笑)、そういう細かいところに注目していただくと、何度観ても楽しめるのではないかと思います」

監督 「細かいところまで観れるので、Blu-rayを買ってください(笑)」

井口 「私個人的には、潤平君の恋の行方よりも、毎週出てくるゲストネコのかわいらしさに注目してほしいと思います。ネコなのに関西弁を喋ったりとか、いろいろとキャラクターも豊富で、皆さんがアドリブもたくさん入れていて、ネコを飼っている方や動物が好きな方は『うちの子もこういう風に喋るのかしら』なんて思ったりできると思いますし、本当に観ていてワクワクすると思いますので、ぜひネコちゃんの仕草に注目してみてください」

白石 「見どころはやっぱり潤平の、浅沼さんのアドリブですね」

浅沼 「ちょっと待ってくださいよ。もうそろそろいいんじゃないかな?」

白石 「本当に、想像もしないようなネタをポンポンポンポンとテンポよく出されるので、毎回本当に楽しみで……」

浅沼 「何か、ちょっと暑くなってきた……」

白石 「すごく観ていて面白いです。本番のときは音を立ててはいけないんですけど、思わず笑いそうになって堪えたりとかしていて、浅沼さんだけじゃなく、みんなけっこうアドリブがきく役者さんで、本当に面白いんですよ。ただ、ドタバタと本当にテンポがよくて楽しいラブコメなのですが、私は潤平がすごくカッコいいヤツだなって毎週観ていて思います。ちょっとバカっぽいところもあったりするのですが、どこかしらに男気みたいなカッコいいところもあって、『そりゃモテるわ』みたいな感じでみているので、今後どうなるのか楽しみです」

小林 「本当におひとりおひとりのキャラクターが個性的で、役者の皆さんが、私が言うのも生意気なんですけど、すごくてですね、私は途中、第3話からの参加だったのですが、ポンと入らせていただいたときに、おひとりおひとりのキャラクターがピッタリで、すごく活き活きしているのを感じました。今日初めてコミケで流れていた映像も観させていただいたのですが、それもすごくすばらしかったですね。あと、いつも思うのですが、浅沼さんをはじめ、役者の皆さんがアドリブを入れるのを、スタッフさんが『どうぞ!』みたいに大きな懐で、『全部OKですよ、何でも言ってください』みたいな……」

浅沼 「そんなことはないでしょう(笑)」

監督 「いや、(ブースの)向こうではみんな、何か面白いこと言わないかなって思いながらやっていますよ」

小林 「やっぱりそうですよね。何かそういう雰囲気が感じられて、面白いモノをドンドン自由に、台本にないことでも出し合って、みんなで面白いことをやっていこうよっていうのが伝わってくるんですよ。第3話から参加させていただいたときに、すごくその熱意のようなものが感じられて、私も思い切りやらせていただくことができました。そういった温かさや、チャレンジといったものは、テレビの画面から皆さまにも絶対に伝わると信じております。なので、どうか受け取ってください」

田中 「もう出尽くした感じなのですが(笑)、単なるラブコメディではないというところと、ネコが喋りますっていうところが見どころですね」

監督 「この『にゃんこい!』の仕事を最初に請けたときは、普通の美少女モノなのかなって思っていたんですよ。でも、実際に読んでみると、ラブコメだったり、ちょっとギャグっぽいところがあったり、いい話があったりして、単なる美少女モノではなかったですね。とにかく潤平が主人公なんですよ。女の子キャラがいて、主人公がいるという感じではなく、すべて潤平が行動を起こすことで、周りも動き出すという、そのあたりが見どころなのかなって思います。浅沼さんが一番喋っていると思うんですよ。一話なんか、ヒロインのはずの水野が全然出てこないじゃないですか。だから、あまり出てこないヒロインのシーンも見どころかもしれないですね(笑)」

井口 「忘れないでくださいね(笑)」

監督 「男性だけではなく、女性にも観てもらいたいですね」

浅沼 「ネコ好きの人は絶対観てください」

最後に作品を楽しみにしているファンの方へのメッセージをお願いします

浅沼 「ネコ好きな方も、そうでない方も、自分の家のネコだったり、外を歩いているノラネコだったり、ペットショップのネコだったり、ネコカフェのネコだったりに、ちょっと優しくなれる、そしてネコだけじゃなく、人にもちょっと優しくなれるんじゃないかと思うアニメです。ぜひ、ちょっと遅い時間なので、録画でも、頑張ってリアルタイムでも、何度でも観てください」

監督 「Blu-rayを買うのが一番です」

浅沼 「そうです。Blu-rayで自分の家のネコにも見せたりしてください」

井口 「放送前なのに、もうBlu-rayの話ですか?(笑)」

浅沼 「あ、ネコが観る映像を特典に入れるってどうですか? 何かが飛んでいたりする映像」

監督 「Blu-rayをピュッと……」

浅沼 「違う違う。直に飛ばしてどうするんですか。あ、それでもう1枚買ってもらって……。いや、ちがいます。自分の家でネコを飼っている方用に、じゃれる映像を入れる、みたいな企画を考えてはいかがでしょうか? 誰に言っているんだろう(笑)。とにかく、ぜひぜひ何度でもお楽しみください」

井口 「魅力的なキャラクター、そしてネコちゃんたちがたくさん出てきます。本当にネコちゃんがかわいらしく描かれています。先ほど浅沼さんも言ったように、ネコが好きな方も、そうでない方も、ぜひ楽しみにしていてください。けっこう原作に忠実に描かれていたりもするので、原作で観たかったんだよっていうシーンに色がついて、音がついて、とても魅力的になった30分を、アニメでしか観れない楽しさとあわせてお楽しみください。そして、ぜひDVDを、そしてBlu-rayを、どちらも出ますのでよろしくお願いします」

白石 「ニャ、ニャニャ、ニャニャニャ。ニャン!」

――ありがとうございました(笑)

浅沼 「すごいなー。一番いいこと言った(笑)」

白石 「(笑)。本当にネコたちにもだえるもよし、ラブコメを楽しむもよし、浅沼さんのアドリブを……」

浅沼 「チョット待って。もういいから」

白石 「楽しむもよし(笑)。本当にぜひ皆さんに観てほしいなって思います。よろしくお願いします」

小林 「ニャーオ。……ごめんなさい」

浅沼 「謝るの早いよ(笑)」

小林 「皆さんがおっしゃっているように、DVDやBlu-rayでも、何回も観ていただきたいですね。こんなところにこんなネコちゃんがいた、こんな仕掛けがあった、というところは何回観ても楽しめると思います。原作を読ませていただいたときに、ぜひ凪さんの役をやらせていただきたいってすごく強く思ったんですね。すごくカッコいいし、すごく魅力的だし、すごく素敵な方だなって思いました。オーディションを受けさせていただいて、こうやって幸運にも役をいただくことができたので、本当に感謝しておりまして、その気持ちを思いっきりぶつけて、お芝居を頑張りたいと思っています。ほかのキャラクターも本当に魅力的ですが、もしよろしければ、ちょっと変わっている方ですが、凪さんのことも皆さまどうか観てください。よろしくお願いします」

田中 「ネコ好きの方には堪らないアニメだと思います。番組の最後に『にゃんコマ!』というショートコーナーがありまして、そこでネコの生態などを、おばあちゃんの知恵袋ではないですけど、いろいろと紹介しているコーナーがあって、ネコの勉強にもなりますので、そういうところもぜひ観ていただきたいなと思います」

監督 「『にゃんこい!』は原作のコミックスがあるわけですが、原作の藤原先生や編集の方たちと密に連絡をとって作っています。まだマンガで描かれていない部分を打ち合わせなどで聞けたりするので、わりといい位置にいるんだろうなと思いつつも(笑)、原作でこれから描かなければいけないところを先にやってしまうわけにもいかないので、アニメ独自の展開も待っています。ただ、こちらも藤原先生公認のストーリーになりますので、原作をすでに読んでしまっている人も楽しめるように作っておりますので、楽しみにしていただけたらなと思います」