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第2話放送後ミニインタビュー

第2話放送後ミニインタビュー

—— アフレコの雰囲気は、多少リラックスしてたかなと思いました。

鬼頭:でも、2話で急にテンポがゆっくりになったんです。そこが掴めなくてまた苦戦しました。

小原:1話と全然スピード感が違うので、あれ? 尺が余る!って。私だけかと思ってたら、大原さやかさんも「今日は余るよね」とおっしゃられてて。

鬼頭:1話の感じが頭に入ってたから、すごく難しかったんです。

小原:よし! 1話の感じでVチェックだ!と思ったら、ん??っていう(笑)。

—— 収録後に、アフレコブースで監督と会話してましたよね?

小原:テンポがゆっくりに感じたのを私たちが戸惑っていたら、監督がどうした?って聞きに来てくださって。

鬼頭:テンポが難しくてと言ったら、「(監督が)なるほどね、だからかぁ」とおっしゃってました。

小原:1話でやったところが2話でうまく出せず、ふりだしに戻っちゃった感じがしたから、監督も心配してくれたのかなぁと思います。でも、話数によってスピード感が変わると監督もおっしゃっていたので、そうなんだなって。

—— そんな2話では、シャミ子の特訓シーンがありましたね。

鬼頭:あの桃がダンベルを持ち上げている画は面白かったです。

小原:表情ひとつ変わってなかったもんね(笑)。

鬼頭:それに、土日ずっと河川敷で待っていたのもめっちゃかわいかった! 健気。

—— 週末が土日どちらかわからず、ずっと待ってたら日焼けしてしまったという。そう考えると、桃もちょっと面白いキャラですよね。

小原:桃ファンは絶対多いですよね! シャミ子がクローズアップされることが多いけど、桃もかわいい表情をちょくちょく出してくるから。

鬼頭:たまに照れるしね(笑)。

小原:でも、修業をすると言うだけで、何となくオチはわかりますよね。案の定ついていけなかったんですけど…。ただ何で桃がこんなに寄り添ってくれるんだろうってシャミ子は思っていて、私もそれは感じていました。怒らないし。

鬼頭:1話のときはまだ仲良くはないから感情を出さないようにという指示があったんですけど、2話でもう結構心をひらいていたから、はやっ!って思ってました(笑)。あれは1話だけだったんだと。

小原:(シャミ子のこと)好きなのかな? 嫌いではないよね?

鬼頭:うん。

小原:面白いやつって思ってるのかな?

鬼頭:そうじゃないかなぁ。

—— Aパートで、シャミ子が、桃って名前を呼ぶところが、ひとつ大事なところではあるんですよね。

小原:そうですね。

鬼頭:2話で興味を持って、そこでまたちょっと好きになるんでしょうね。桃ってもともと感情の起伏がないから、その変化が微妙すぎて、声で変化を出すことが難しかったなぁって思います。

—— あと、ランニングして、シャミ子だけ電車で帰ろうとしたら知らない駅についてフクロウが鳴いていたんですけど、フクロウの鳴き声が見事で。

小原:急に振られてたんですけど、大地葉さんが演じられてました。

鬼頭:あと2話だと、シャミ子のお母さんもシャミ子のことをちょっとおちょくっている感じがして面白かったです。「アホだし」って言ってたところですけど。

小原:私、別作品で、大和田仁美ちゃんと大原さやかさんが親子の役で、私は大和田ちゃんの役の親友だったんですけど、今度はみんなで家族になれて、やったー!って言ってたんですよ(笑)。あんないい声のお母さんがいたらいいなぁって思いました。

—— 吉田家の貧乏設定はいかがでした?

小原:確かに同情する部分も本来はあるかもしれないんですけど、貧乏を感じさせないゆるい家族なので…。

鬼頭:楽しそうだもんね。

小原:だから全然心配にならないんですよ(笑)。平和だから、逆にまったく気にならないんです。

—— あと、最後は「けぷけぷ」といったSEのような効果音も録っていましたけど、あれは事前に考えているのですか?

小原:結構台本に書いてないときもあるんですよ。画面上に文字が出ていて、それを言うみたいな。練習してる?

鬼頭:いや、桃はそもそもあまりないかなぁ。

小原:そっか。私は事前には練習しないようにしてます。1話のときはしたんですけど、力んでやったら、あまり力まず、棒読みな感じでというディレクションで、その場でふわ~ってやったら、そのゆるさがいいとおっしゃっていただいたので、現場で調整してできたらいいなと思いました。何となくどこで入っているかというのは把握しておくんですけど、練習していくということはしなくなりました。

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