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第1話放送後ミニインタビュー

第1話放送後ミニインタビュー

—— 1話の収録はいかがでしたか?

鬼頭:すごく詰め込まれている感じがしました。

小原:自分のセリフが尺に収まらなくて、こぼれちゃうからどうしようどうしよう!シャミ子だけ抜きで録るとかになったらどうしよう!とすごく焦りました(笑)。1話のセリフ量がものすごく多かったので、ガタガタ震えてました。

—— 前日からすごく練習して?

小原:私、1話の収録の前ってだいたい緊張して寝れないんですよ。で、寝れないのと同時にセリフが多い、尺に収まらない!って感じだったから、結構朝までやってたと思います。

鬼頭:1話はずっとシャミ子が話してたもんね。

小原:だから1話はセリフが終わったあとも、ずっと台本を見てました。

—— 鬼頭さんも不安はありましたか?

鬼頭:というより、シャミ子がとにかく大変そうだったから、これは集中させてあげようと思って、あまり話しかけないでおこうと。

—— 1話だとキャラをみんなで作っていく感じになりますけど、すごく大変そうでしたね。

鬼頭:オーディションを受けたときに原作を読んだんですけど、シャミ子が一番(声を)想像できなかったんです。確かシャミ子も受けたんですけど、全然わからないままで、イメージ湧かないなぁと思っていたら、ここちゃん(※小原さん)が演じたシャミ子がドンピシャだったから、なるほど!って納得しました。

小原:良い人だぁ。桃は結構掴めてたの?

鬼頭:桃って最初資料で見たときはモノクロで、黒髪っぽい性格をしてるなと思ったんですけど、原作を見たら、髪の色がピンクだったことにまずビックリして。ピンクだし魔法少女だし、でもボソボソしゃべるから、どこに合わせていいかわからないと思ったんですけど、最終的に、自分の思うままにやりました。

小原:今までないタイプだよね。これがブルー系の女の子だったらわかるけど。

鬼頭:桃はあまり感情を出すとキャラクターから外れちゃうので、起伏を出さずにしゃべるというのが難しかったです。1話でもあまり感情を出さずにということだったので。普段元気な役が多く、ボソボソしゃべる役は初めてくらいなので、これでいいのかな?と思いながらやっていました。

—— 実際にディレクションはどうだったんですか?

鬼頭:あまりかわいい声を出さないようにというのがあって。

小原:オーディションのとき、あまり凝り固まったものを出しちゃうのも違うと思って、何となく感覚でやったシャミ子が、わりと舌っ足らずな感じだったんです。で、合格をいただいたので、その感じを持っていったら、それとはちょっと違っていたという…(笑)。なので、そこと格闘しつつも、早口で言うのが、すごく大変でした。

鬼頭:桃はあまり感情を出すとキャラクターから外れちゃうので、起伏を出さずにしゃべるというのが難しかったです。1話でもあまり感情を出さずにということだったので。普段元気な役が多く、ボソボソしゃべる役は初めてくらいなので、これでいいのかな?と思いながらやっていました。

—— 1話で気になったところはありますか?

鬼頭:1話が一番擬音の収録が多かったです。別でたくさん録った気がします。

小原:そうだったね。

鬼頭:そこも修行だと思いました(笑)。このアニメはシャミ子同様私にとっても修行なんです。あと1話は、シャミ子に突然ツノが生えて、尻尾が生えて、なんじゃこりゃ!っていうところからスタートして、桃と出会い、倒さなければならないと言われるんですけど、「倒すんじゃなくて仲良くなればいいんじゃないかな?」って心の中で思ってしまったので、その倒そうって気持ちを保つのがだんだん楽しくなってきたりしてました。

—— それと、1話では魔法少女の変身シーンがありましたね。

小原:テストのとき、声を入れてたよね?

鬼頭:入れてた! でも本番で「いりません」と。ちょっと違ってたみたいで(笑)。

—— 吉田家の貧乏設定はいかがでした?

小原:確かに同情する部分も本来はあるかもしれないんですけど、貧乏を感じさせないゆるい家族なので…。

鬼頭:楽しそうだもんね。

小原:だから全然心配にならないんですよ(笑)。平和だから、逆にまったく気にならないんです。

—— ギャグはどうでした?

小原:スローなイメージがオーディションのときはあったんですけど、シャミ子以外がのほほんとしてても、シャミ子はワタワタしてるイメージだったから、本編の展開が早かったりするのは見てて楽しいだろうなと思いました。笑ってたと思ったら次の瞬間に泣いてたり怒ったりしてるんですけど、それが映像で見るとちゃんとついていけるんですよね。

—— 声を聞いて、驚いたり意外だったキャラクターは誰でした?

小原:私はやっぱり桃かなぁ。自分の声しかわからないときに誰なんだろう?ってずっと思っていたので、あかりん(鬼頭さん)だと知ったときに、どんな声でくるんだろうなと思いました。でも、テストの段階からピッタリの声で演じられていたから、引き出しがたくさんある方なんだなぁと思いながら、自分のことで精一杯だったという(笑)。

鬼頭:嬉しい(照)。でも、声を聞いて佐田杏里ちゃんと小倉しおんちゃんがいい味を出してるなぁって思いました。原作を見ながらチェックしてると、2人の出番も増えていたりして。

小原:妹の良子もそうだよね。4コマ漫画の特徴で、膨らんでる感じが嬉しいです。

鬼頭:あと、「小倉さんはサイコパスっぽいところがあります」と言われてて、そうなんだ!確かに!って思いました。

小原:ふんわりとサイコパス感が出てたよね。

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