report/現場レポート

宝塚歌劇団のみなさんが出演!

Vol.29 / 2013.06.05

みなさんどうも!
東京は梅雨入りしたとは思えない晴天が続いていますが、気づけはもう6月!?クランクインしてから 5ヶ月、放送が始まってから2ヶ月…時がたつのは本当に早いですね(って私だけ?)。そして今週7日(金)は、なんと第8話の放送!物語は最終章に突入し、「ルクレツィアの肖像」の謎や倍賞さん演じるホームレスの謎が徐々に明らかになりますので楽しみにしていてください。

そんな第8話のゲストは…宝塚歌劇団のみなさん
星組トップスター・柚希礼音さん、宙組トップスター・凰稀かなめさん、月組トップスター・龍 真咲さん、星組・紅ゆずるさん、花組・・明日海りおさんがご本人役!?で出演されます!現役のタカラジェンヌさん5人が“組”を超えて共演することは極めて稀なことだそうで、超豪華メンバーの登場にスタッフもソワソワと緊張気味。なんだか普段とは違う空気が漂っていました(スタッフも緊張するんですよ、笑)

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撮影の合間に撮った貴重な5ショット!!!「TAKE FIVE」の中で登場します。

役柄を紹介すると、この5人か演じるのは、表の顔は宝塚歌劇団で活躍する人気スター、裏の顔は関西を中心に活動している怪盗団「TEAM FIVE(チームファイヴ)」。「ルクレツィアの肖像」をめぐり、正義ら「TAKE FIVE」と対峙することになります。先ほど、ご本人役!?と書いたのは、当たり前ですがこの5人はチームファイヴという怪盗団を結成していないので(あわあわ)、ご本人のお名前と宝塚歌劇団で活躍する人気スターという設定を生かした役柄…ということになっています(説明するまでもないですかね、笑。)
「普段、自分の名前で役を演じることがないので、なんだか不思議な気持ちでした」と柚希さんがおっしゃっていたのですが、決められたセリフがあるので、自分を演じながらも、自分自身ではない…という難しい役柄だったと思います。しかし、「この5人で話す機会も中々ないので、一緒に撮影出来てとても面白かった!」とみなさんが口を揃えておっしゃっており、慣れないテレビドラマの撮影を楽しまれたようです。(かなりハードな撮影でしたが…)
と、前置きが長くなりましたが、撮影の様子をお届けします。

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現場となった舞台。

5人揃って撮影が行われたのは、4月16日(火)21時ごろ。
唐沢さん、稲垣さん、宮川一朗太さん(宮川さんも8話ゲストです!)とのシーン!「ドラマの撮影でなれないことが多いかもしれませんが、何か疑問があれば言ってください」と川嶋監督から5人に説明があり、ドライリハーサル。立ち位置やセリフのニュアンスなどを確認し、早速撮影準備が始まったのですが…「リハーサルってあっという間に終わってしまうんですね」とチームファイヴの5人。ドラマのドライリハーサルは収録現場で撮影する部分だけの演技リハーサルして終了なので、舞台のお稽古とは違い短く感じてしまうのかも!(ドラマのドライリハーサルは演技リハーサルを少ないと1回、多くても10回程度しかしません)
そうして、あっという間に撮影がスタート。

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舞台上にはたくさんのスタッフが!カメラは5台。

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四方八方からキャストを撮影しています。

チームファイヴのみなさんは、立ち振る舞い・仕草、そのひとつひとつが凛としていて、川嶋監督は「カッコイイですね〜」と満足げな表情。「圧倒されますね」と稲垣さん、「男前だね〜(笑)」と唐沢さんが絶賛!(言うまでもなく、TAKE FIVEの2人もカッコイイですけどね!) しかしながら、かなり緊張している様子の紅さんが、「そんなことないです。緊張して声が震えるんです…」と手のひらで顔を隠して恥ずかしそうにしていると、「始まっちゃんだから、やるしかないよ!(笑)大丈夫、大丈夫。」と唐沢さんから豪快なアドバイスが(笑)。それを聞いた龍さんが、「そうですよね、やるかしかない!(笑)」と頷いていたのですが、紅さんだけでなく、みなさんが緊張していたそうです。そんな空気を悟ったのか、撮影の合間に「腹から声がでてるね〜」「声、大きいよね」「背が高いのに細いよね〜」「舞台とは違って、同じお芝居を何度も繰り返したり、カメラの位置を変えたりして撮影するからなれないだろうけど、焦らずに分からないときは助監督に聞いていいから」などとツッコミ!?やアドバイスをして5人を和ませていた唐沢さんと稲垣さん。(優しいです!)「唐沢さんや稲垣さんが説明してくださったり、話しかけてくださったりして緊張が徐々にとけました」と柚希さんがおっしゃっていたのですが、現場は会話が途絶えず、とっても穏やかな雰囲気でした。

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正義と岩月と対峙しているチームファイヴ。

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チームファイヴが「ルクレツィアの肖像」を狙う理由とは?!

その後、撮影が進むにつれ現場の空気に慣れてきた様子の5人は、「柚希さん、TAKE FIVEに勝負を挑ませるセリフでは、チームファイヴの強さを出して余裕ある感じでセリフを、凰稀さんもセリフを強めにおねがいします」「龍さんは斜に構える感じで」「紅さんと明日海さんは一歩前に出て正義と岩月を見つめてください」「みなさんセリフを言いながら舞台上を動けますか?」など現場で追加される川嶋監督の演出に臨機応変に対応し…本番後は監督モニターまで走って向かい「今の大丈夫でしたか?」「動き、かたいですか?」などと確認しながら進めていた5人。撮影終盤には「こんな映像になるんですね」「これ、カッコイイ!」などとモニターを見ながらたのしそうにお話されていました。(舞台で活躍されていますから、テレビドラマという違いがあっても適応能力が高いです〜♪)

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そうして行われた撮影が終わったのは朝4時過ぎ!翌日も早朝から撮影が行われたのですが…その様子はまたお届けしますね。

そうそう、このサイトの「お知らせ」に宝塚歌劇団のみなさんの動画メッセージをアップしましたので、ぜひご覧ください。(動画を再生出来ない方は、「YouTube TBS公式ちゃんねる」でもご覧いただけます)。

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