Vol.26 / 2013.05.24
TAKE FIVEと偽TAKE FIVEの勝負、いかがでしたか?
互いに騙し騙され高度な心理戦!入江くんが撮影中、「台本読んで(ストーリーを)知っているのにドキドキする」と言っていたのですが、WEBスタッフも“この先、どうなるの?”と動悸が激しくなり、テレビを見ながらソワソワしてしまいました。みなさんの感想はファンメッセージに書き込みお願いします。
さて。前回のレポートでもお届けしましたが、撮影は静岡県静岡市にある倉庫をお借りしました。2月末〜3月上旬に行われたのですが、港付近ということもあり、倉庫の中も外もひんやりと冷たく凍えるような寒さ(気温を見てみると5度〜8度でした)。スタッフはダウンやマフラーなどで防寒できますが、薄着の出演者のみなさんは大変だったと思います(おつかれさまです、涙)。
コンテナ内の撮影は日中に行われたのですが、外のブロックは日暮れからスタート!
コンテナとは、貨物の輸送用に使われる大きな箱で、中に輸送物を積みいれ、その箱ごと車、船舶、航空機、鉄道などで輸送できるもの。実際にコンテナを車に乗せて撮影が行われたのですが、「(黒木さん)意外と広いですよね。不思議な空間」「(唐沢さん)中々、中に入ることなんてないもんな」などと話していて、敵対する役柄ではありますが、撮影の合間は和やかな様子のお二人。
刑事・笹原瑠衣によって、正義とナルミは逮捕されるのか!?という緊張の場面では、
唐沢さん 「目線ってリアルに六角さんを見たほうがいいのかな?それとも正面見てる?俺は2人(南と均)であることは知っているんだよね? 」
岡本監督 「そうですね。正義は2人が来ることは知っているのですが、南を見ずに正面を見つめていてください。ナルミさんは、開いた瞬間、刑事じゃない…というリアクションをおねがいします」
黒木さん 「わかりました。誰があけたの?と探す感じがいいですか?」
岡本監督 「そうですね。目で探す感じで。あとは出来るだけ緊張高くお願いします」
などと目線の配り方に関しても細やかに相談されていました。確かに…瞳を動かすか動かさないかで印象が全然違うので、お芝居って本当に奥が深いですね。(録画されている方はチェックしてみてもいいかも!)
そうそう南に関しては「おれ、TAKE FIVEでは二枚目キャラなんだよ。気づいてた?」と六角さんがおっしゃっていたのですが、確かにTAKE FIVEでは渋い六角さんがたくさん見られます♪このシーンでも、均に的確な指示をだす南の表情…知的だったと思いませんか?
ネタばらしをしている間にナルミの仲間が捕まり、勝負はTAKE FIVEの勝ちか!?というところで、後藤の登場!
“人を信用しない”後藤という男に関して岡本監督と峰さんは、
岡本監督 「最後の最後も、後藤の“悪”を強調したいので、セリフの語尾なんですが、○○だよ。の“よ”などをなくしていただき、冷酷な感じにしたくて…」
峰さん 「いいですね。出来るだけ、“○○だ”という言い方に変えてみます」
岡本監督 「あとは出来るだけまばたきも減らしてください」
峰さん 「わかりました。工夫してみます」
などと、非道な後藤を作り上げていました。
「手段もイディオムも関係ない」という後藤から仲間を守るため、絵を渡すことにした正義。唐沢さんや峰さんが軽々と持っていた「ルクレツィアの肖像」ですが…
唐沢さん 「絵はどうやって、後藤に渡す?下に置く?手渡し?」
峰さん 「下に置いたのを取った方がいいのかもしれないけど、片手で銃を構えているから難しいような…」
唐沢さん 「一度、下に置いてみます(と絵を地面に置く)」
峰さん 「(持ち上げてみるが)片手ではキツイね。すごく重いよ」
と意見交換していた唐沢さんと峰さん、そして岡本監督。
最終的には“大事な絵を下に置かないほうがいい”ということになり、手渡しすることに決定。その後、後藤は暗闇に消えていく…という流れになりました。
ナルミのおかげで晴登の無実は証明されたものの、「ルクレツィアの肖像」を後藤に奪われたTAKE FIVE。しかしその後藤は何者かに殺害され、「ルクレツィアの肖像」の行方が分からなくなってしまいました。正義らTAKE FIVEは「ルクレツィアの肖像」を手にすることが出来るのか!?
『TAKE FIVE』第7話をぜひご覧くださいね。