report/現場レポート

第4話はいかがでしたか?

Vol.22 / 2013.05.10

『TAKE FIVE』第4話はいかがでしたか?
“奇跡のマウス” をめぐった研一・研二の兄弟喧嘩。
大学卒業後の進路をめぐり、思いがすれ違ってしまった瑠衣・紗枝の姉妹喧嘩。
“本当の喧嘩をしているということは、心を開こうとしているから。それに向き合わず、逃げるようなことをすれば一生後悔することになる” という正義の言葉を受け、何かに気づいた兄弟、姉妹。ちょっぴりホロっとするお話でしたが、みなさんはいかがでしたか?

第4話では、晴登と岩月の2人が研二の研究室に忍び込み “奇跡のマウス” を盗み出すことに成功しましたね。正義のピンチヒッターを任された岩月が「やればいいんでしょ。やれば!」と嫌々ながらも、忍び込む姿が印象に残った方も多いのではないでしょうか?

撮影は、千葉県佐倉市にあるDIC株式会社総合研究所をお借りして行われました。実際の研究所を使用させていただいたので、かもし出す雰囲気にリアルを感じた方もいらっしゃると思います。(DICの皆様、ありがとうございます!!)

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この部屋は…。

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風間トオルさん演じる緒方研二の研究室

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中に入ると、普段はたくさんの学生たちが研究にいそしむ共同スペース。

晴登と岩月が潜入する “左の部屋” はというと…実際にはそのような空間は存在しないため、研二の研究室の設定でお借りした一室の隅に壁を建ててセットを組み、赤外線の張られた通路と部屋(左の部屋)を美術チームが作り上げました。

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これが赤外線を張りめぐらせた通路

壁や配線などを実際の部屋の雰囲気に合わせて作っているので、「え?これセットなの?気づかなかった。こんな部屋があるんだと思っていたよ」と稲垣さん、「僕も気づかなくて。でも、壁を触ると動くところがあるんですよね」と桃李くん。一見するとセットであることが分からない完璧な仕上がりに2人は「すごいね〜」と関心を示していました。

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裏から見ると、セットだということが分かります。

その後、リハーサル開始。
2人の動きは、川嶋監督が事前にある程度決めており、桃李くんと稲垣さんは代役の映像を見ながら現場で覚えていたのですが、「この2人、機敏だね。僕、大丈夫かなあ」と稲垣さんがポツリ。「え?」と目が点になっている川嶋監督に、「もちろん、華麗にみえるように精一杯がんばりますよ」とイタズラっ子ぽく笑っていた稲垣さん。(オチャメな方です!)

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映像を見入る桃李くん。

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スタッフ打ち合わせ中。中央にしゃがんでいる右側が川嶋監督です。

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川嶋監督と浅野さん(「おにっき」でおなじみ)が、晴登と岩月の代役をしながら打ち合わせ。

そうして始まった撮影。
稲垣さん動きは晴登と同じのほうがいいですか?体の形など?
川嶋監督そうですね。その方が面白いです
桃李くん息を合わせないと、ですね
稲垣さん僕の1歩はこれくらいだよ(と松坂くんに)
桃李くん 75センチですね(笑)
などと楽しそうに相談する2人。
“驚きにのけぞることもある”という動きでは、「マトリックスのような動きにしたくて…」という川嶋監督に…
桃李くんあまり手を回すと赤外線に触れちゃいますよね?
川嶋監督そうなんだよね。でも、少しハデに見せたいなーと
稲垣さんこの動きが重要なんですもんね。ちょっと大げさにやってみます
桃李くん分かりました。あまり気にしすぎずにやってみます
などと話し本番へ。撮影された映像を見ながら、「吾郎さんも桃李くんもさすがですね!手がちゃんと床についてる!」と絶賛する川嶋監督に「いえいえ、腰が引けているし。ダメだなーー」とちょっぴり納得がいかない様子の稲垣さん。常に完璧を目指す稲垣さんも、何でもキチンとしたいタチのようです(すごい!)。その後、カメラ位置を変えて撮影されえたのですが、床に手をつくタイミングがピタリと揃い「(桃李くん)おーーー!!」「(稲垣さん)同調している!」とモニターを見ながらうれしそうな笑顔の2人でした。
続いては2人が抱き合い、抱き上げる部分。
「集中している中で、岩月がふらっとしてしまった、という感じですかね?」と稲垣さんは桃李くんと動きの練習。抱きしめられる部分でクルっと回る動きを提案したのは稲垣さんです。(岩月のターン、いかがでしたか?笑。)抱きしめ合う2人…ここに柿沢なながいたら、また勘違い!?されていたかもしれませんね(笑)。
続けて抱き上げるくだりでは…
稲垣さんお姫様抱っこの時は、お互いを見つめあったほうがいい?
川嶋監督そうですね。見つめ合ってください
稲垣さんわかりました
川嶋監督晴登は、女の子を抱き上げているように軽々と。表情も女の子を抱きしめているような感じで
桃李くん女の子を抱きしめているような顔!?どんな顔だろう(照)やってみます。
と相談しながら進められ、まずはテストを。

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桃李くんと稲垣さんは終始楽しそうに撮影されていました。

岩月を晴登が抱き上げ、見つめ合うこと8秒間…。川嶋監督がカットをかけずにいると、なぜかニコっと笑う稲垣さん。「長いですよ〜。恥ずかしくなって笑っちゃったちゃったじゃないですか〜(照)」と言いながら川嶋監督のもとへやってきた稲垣さんは、「シリアスにやった方がいいんですよね。次は大丈夫です!」と言い残し(自分にも言い聞かせるように)現場に戻っていったのでした(笑)。そうして行われた本番!!集中してクールに赤外線を抜ける晴登と岩月をモニターで見ていた川嶋監督らスタッフ一同は「いいね〜」とニヤニヤしながら、その勇姿を見届けていました。その後、撮影された映像を見た稲垣さんは「メガネ光ってるね〜いい感じですね〜」と満足げ。桃李くんも「うまくいってよかった。なんか変な2人ですよね。女の子抱きしめている顔になってます?僕?」と恥ずかしそうな笑顔。

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侵入成功!研二しか入ることのできない部屋。ケースの中にマウスがいないのは…本番のみの登場だったため。生き物の撮影は慎重に行われます。

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ケースのロックを解除する番号は…研一と研二が共同で書き上げた論文の番号。

そうして、見事、奇跡のマウスを盗み出した2人。
(正義の熱のこもった講義も見ごたえがあったと思います。)

撮影は8時間ほどかけて行われたのですが、「(稲垣さん)完成が楽しみだな〜」「(桃李くん)僕も、早く見たいです」とおっしゃっていました。「TAKE FIVE」の撮影は全て終了してしまったので、お二人に感想を聞けないのが残念ですが、視聴者のみなさんは、どんな風にご覧いただきましたか?
ご意見・ご感想は、ファンメッセージまでお願いしますね。

では、今日はこの辺で!!!
次回5月17日(金)よる10時からは『TAKE FIVE』第5話の放送ですので、お楽しみに!

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