report/現場レポート

「機密部」シーン!

Vol.14 / 2013.04.20

みなさん、どうも。
初回放送から一夜明け、たくさんの感想をファンメッセージに届けていただき、ありがとうございます!キャスト&スタッフ一同、とても楽しみにしていますので、ぜひ今後も、番組の感想・ご意見・応援メッセージを書き込んでくださいね。

さて、本日のチーム「TAKE FIVE」は室内でのロケ。
最終回のクライマックスシーンの撮影が行われています(ドキドキ)。
みなさんに、ご覧いただくのはまだまだ先ですが…2話以降も続けてご覧いただき、このクライマックスシーンへの流れを把握しておいてください。驚きの結末が…待っています(あわあわ)。

さて、そろそろ「機密部」シーン撮影レポをお届けします。

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今から潜入します!

正義と晴登が東都銀行の「機密部」に潜入するくだりの撮影は、横浜にあるビルのワンフロア(かなり広い!)をお借りし、丸2日間かけて行われました。

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奥まで続く、広〜い空間。この一角に「機密部」のセットが建てられました。

このために建てた「機密部」のセットは、白を基調としたガラス張りで、ブルーの照明が印象的な高級感漂う空間。

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大道具さんが、配線の確認をしていました。

その中に飾られた美術品の数々は全て本物で、時価総額3億円以上という代物!

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貴重な美術品の数々。

ということで、忍び込んだ正義と晴登の緊張瑠衣の緊張鉢合わせした3人の緊張とは違った “緊張” を味わいながらの撮影となったのでした。

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「機密部」にたどり着いた2人。

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手のひら全体の指紋照合。色を変えるのは照明チームの作業。

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真剣な表情の2人

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手袋をした手のひらを撮影。

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透明のアクリル板の上に手を乗せ、その下からカメラで狙います。

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いよいよ中へ!自動ドアの動きを確認する岡本監督ら。

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「機密部」内での動きを念入りに打ち合わせ中。

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正義「パスワードは?」晴登「あんたお得意の『愛』だよ」 晴登、自信ありげの表情。

ここで使用されている大きなサーバーは、TBS局内から持ち込んだものだそうです。本格的に使える仕様となっていて、実際に動いています。

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データをコピーするための、本当のパスワードは…!?

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愛人である、秘書・井森久恵の誕生日だった。

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大喜びする正義と晴登。

正義も晴登もいい表情をしていますよね。
実はこのカットで、唐沢さんのアイデアである “3段オチ” が使用されました。
晴登は正義を狙っている!?疑惑です。

1回目は、「担保倉庫」から逃げる途中で正義と晴登がロッカーに隠れたところ。
2回目は、正義の研究室でカッとした晴登が正義に詰め寄ったところ。
そして3回目が、パスワードを解読し、肩を寄せて喜ぶところ。

1回目と2回目は”晴登の疑惑”に関するやり取りが台本に書かれていたのですが、 “3回目があっても面白いんじゃないか” と、唐沢さんが岡本監督に提案して決まったそうです。そして、撮影前…。
岡本監督喜ぶ2人の息が合って、拳をぶつけ合うとかして、ふいに顔の距離を近くしたいんです。
唐沢さん晴登から、俺に近づいてきた方がいいと思うんだよね。
桃李くんそうですね
唐沢さん晴登がいつも近づいてくるから、“お前、まさか”と疑うパターン
桃李くんじゃあ、僕が正義さんの肩に腕を乗せて喜んで、顔が近い…とか
岡本監督それ、いいですね。そうしましょう
などと、意見を交換し撮影に挑んでいました。
この「お前、まさか…」「違う」という2人のやりとり、なんだか癖になってしまった方もいるのでは?
第2話以降にも出てくるのか、楽しみにしていてください(笑)

続いては瑠衣がやってくるところ。

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瑠衣が「機密室」に入ってくる動きはステディカムで撮影。

写真、ステディカムで撮影しているのは おにっき を書いて下っている、テクニカルディレクター(略してTD)の浅野さんです。

ステディカム撮影というのは、簡単にいうとカメラを手で持って撮影すること。詳しく説明すると、防振装置にカメラを乗せ、それを身体に装着し、カメラマンがカメラを手持ちした状態で、役者の動きに合わせて歩いたり走ったりすることによって、動きのある映像を撮ることが出来る…という優れものです。しかしながら、カメラと装備で約30キロもあり(重っ。)…撮影に高度な技術と経験が必要なので、限られたカメラマンしか扱えないそうです(かなり高価ですしね!転んで壊してしまったら一大事です、汗)。しかも、写真を見ていただくと分かる通り、役者の動きに合わせてカメラマンは後ろ向きに歩くという難易度!

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犯人を探す瑠衣の表情を撮影中。

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モニターを見つめる岡本監督。

「狭い緊迫感のある映像にしよう」とTD浅野さんは岡本監督に提案し、ステディカムを使用して臨場感ある映像を撮影されていました。みなさん、いかがでしたか?

続いては、「機密室」から逃げ出したものの、閉じ込められてしまった瑠衣を助けに向かう正義の撮影。

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スタッフが念入りに打ち合わせ中!

正義が蹴ったり、レンチで叩いたりしても、ビクともしなかった入口のガラス。実は、実際に“強化ガラス”で作られています。(ひとつひとつ、こだわってますよ!)

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強化ガラスにフィルムを貼って、より丈夫にしています。飛散防止にもなりますからね。

岡本監督必死な感じを出したので、ドアを開けようとする動きや叩く動きがあるといいなと
唐沢さん蹴っても大丈夫?
岡本監督大丈夫です
唐沢さん多少は手加減するけど、緊迫感を見せるように少し強めに叩いたり蹴ったりしてみるよ
岡本監督 「はい。一瞬たりとも諦めることなく、やり続けて欲しいです
唐沢さん 「やってみるよ
とあり、叩く角度を変えたり、強さを変えたりとバリエーション豊かに演じる唐沢さん(さすがです!)

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作り物のレンチでガラスを叩く唐沢さん。本物で思いっきり叩いたら割れてしまうかもしれませんからね。

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ガラスが動かないように、木の棒で押さえていました。

そうしている合間に、予備電源が作動し…中に入る正義。

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スタンバイ中。監督用のモニターを激写。

正義が瑠衣に心臓マッサージを施すところでは、心臓を勢いよく押しているように見えるようにと、少し手を浮かせて上下させ、上半身を大きく動いて緊迫感を出していた唐沢さん。

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テスト中や正義の表情撮影時に使用していた人形。瑠衣の服を着用中。

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使用しないときは、こんな姿で床に置かれていました…涙。

さて、みなさん。
長々と書いてしまいましたが…まだ書き足りないかも!
また、撮影の様子をお届けしますね。

次週4月26日(金)よる10時からは『TAKE FIVE』第2話の放送です。
宜しくお願いします。

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