循環する食器「edish」の導入

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会場で使われている食器「edish」は、コーヒーかすやカカオの皮など、そのままでは捨てられてしまう食物のごみから作られている食器です。
こうした植物や動物から生まれた有機性の資源のことを「バイオマス」と呼び、バイオマスを使って作られた商品は、使った後にエネルギーや物質に生まれ変わることができます。
このお皿は「ゼロ・ウェイストハブ」で回収されたのち、炭化(酸素がない状態で加熱分解すること)させてバイオ炭となります。それを土にまぜこむことで炭素が土の中にとどまり、大気中のCO2を減らすことができるのです。
さらにバイオ炭には土壌の状態を良くするパワーがあり、その土地でさらに植物をそだてることによって循環します。

生ゴミは「コンポスト」で堆肥にする

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生ごみを微生物の力で‟たい肥(土)”に変えるのが「コンポスト」です。気温などの条件にもよりますが、だいたい1〜2カ月くらいで生ごみが栄養たっぷりな‟たい肥”に生まれ変わります。家庭の生ごみを減らしてくれるだけでなく、できた‟たい肥”は家庭菜園や花の栽培に活用できます。
「地球を笑顔にする広場」の会場で出た生ゴミは「ゼロ・ウェイストハブ」で回収した後、たい肥に生まれ変わります。

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