ゼロ・ウェイストで知られる徳島県・上勝(かみかつ)町の
「ゼロ・ウェイストセンターWHY」が全面協力!

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ゼロ・ウェイスト(Zero=0、Waste=廃棄(はいき)物)とは、持続可能な未来を目指し、ごみになるものをゼロにすることを目標に、リデュース(削減)・リサイクル(再資源化)・リユース(再利用)・などを実践(じっせん)する活動です。

今回「地球を笑顔にする広場」に設置される「ゼロ・ウェイストハブ」では、自治体として全国で初めて‟ゼロ・ウェイスト宣言”をした徳島県・上勝町の「ゼロ・ウェイストセンタ―WHY」を運営する株式会社 BIG EYE COMPANYの監修で、ゴミを紙・プラスチック・生ごみなど10種類に分別することにしました。

みなさんのお家での捨て方とはちがうので少しとまどうかもしれませんが、分別することで多くのゴミが価値ある「資源」に生まれ変わることを知ってください!

上勝町とゼロ・ウェイストセンター

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徳島市内から、車で約1時間。
大部分が標高700m以上の山地におおわれ、急な斜面に棚田(たなだ)や段々畑の風景を残す上勝町。2003年に自治体として日本で初めての『ゼロ・ウェイスト宣言』を行いました。
その実現の中心になっているのが「上勝町ゼロ・ウェイストセンターWHY」です。
上勝町ではゴミ収集を行っていません。ゴミをどう処理するかではなく、ゴミ自体を出さない社会を目指して、生ごみなどはコンポストを利用して、各家庭で堆肥(たいひ)にし、中古品はリユースを促進する「くるくるショップ」に持ち込まれます。また、(びん)(かん)、プラスチック、紙などのさまざまな「資源」を住民が自分でゴミをゼロ・ウェイストセンターに持ってきて45種類以上に分別していま す。
『ゼロ・ウェイスト宣言』から19年経過した現在、リサイクル率は80%をこえています。
WHYという疑問符(ぎもんふ)を持って生産者と消費者が日々のごみから学び合い、2030年に向けてごみのない社会を目指し、企業連携の促進に取り組んでいます。

サーキュラーって何だろう?

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サーキュラーエコノミーとは、日本語で「循環(じゅんかん)型経済」。廃棄物(はいきぶつ)汚染(おせん)を発生させないことを前提とした考え方です。
これまでの、原材料の調達→モノを作る→売る→使う→捨てるという経済成長にかたよった流れでは、最終的に大量の廃棄(はいき)物を出し、モノを作るため・ごみを燃やすためにCO2を排出(はいしゅつ)し地球環境(かんきょう)に大きなダメージをあたえます。
循環(じゅんかん)を実現する一つの方法として「捨て方」がとても重要で、廃棄(はいき)されごみとなったものを「資源」と考え、半永久的に循環(じゅんかん)させることで、地球の気温上昇(じょうしょう)を止めることにつながります。そのために私たちが出来ることは何でしょうか?

イベントが終わった後には、イベント全体を通して使用した資源量、廃棄(はいき)物量などをホームページで公開する予定です。

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