週刊Scoop[3月9日号]

SATが誇る天才的スナイパー・蘇我伊織巡査と全日本射撃チャンピオン・林イルマ巡査 狙撃手としての適性、実力が上なのは?

(写真) ストーカー事件の際、被害女性がとっさにふりあげたナイフを撃ち抜いた蘇我伊織巡査、林イルマ巡査。女性を「加害者」にすることなく、誰も傷つけることがなかった両巡査の射撃の腕前は賞賛に値するものであった。
林巡査は「反応も狙いも蘇我巡査のほうが上」と話していたが、それは立ち位置などの偶発要因もあったのではないだろうか。
射撃場での腕比べは、もちろん一般人には入場不可だが、SATの射撃訓練場を使用していたため、通りかかったSAT隊員に内情を聞くことが出来た。

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「蘇我の腕はSATなら知らぬ者はありませんから、相変わらず見事の一言でしたね。しかし、もう一人の女性も相当なものだと思いましたが、標的確認モニターを覗いてみると、急所は外れているようでした。狙撃手ならば的の中心および人体急所を狙って撃つことが基本ですから、そこは気になりましたね。」(SAT関係者)

(写真) 林イルマ巡査を知るという自衛隊員に話を聞くと、それはSFGp時代も同様だったという。「生かしておく必要がない凶悪犯を一発で仕留める」技術を磨いた蘇我巡査、「死なせないために急所を外す」訓練を積んだ林巡査。信条は違えど、その腕前自体に甲乙つけられるものではないことだけは確かであろう。

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