週刊Scoop[3月2日号]

祝 速田警部婚約!「毎日きみの淹れたコーヒーが飲みたい」どこまでも信じた ストレートなプロポーズに見る大人の恋愛事情

(写真) NPS副官・速田警部がこのたび婚約したというおめでたいニュースが入ってきた。お相手は2年前より交際している保育士の藤波優子さん(29歳)。
出会いは、2年前に珠洲宮保育園で起こった「昌彦ちゃん誘拐事件」の捜査線上に浮かび上がった優子さんを、当時SITに所属していた速田警部が調べていたときだという。事件当時の目撃情報、アリバイの不明瞭さなどから「限りなくクロに近いグレーだった」と当時を振り返る速田警部だが、張り込んでいるときに、自らの身の危険を顧みず児童を救おうとしたその姿を見て「この人は犯罪を犯せるような人ではない」と認識、次第に惹かれていったという。
当時も最重要参考人として拘束され、再び疑いをかけられた優子さんの無実をどこまでも信じる速田警部は職を賭してでも無実を証明しようとした。
最初にプロポーズされたとき「警察にマークされている自分で本当にいいのか」と悩み返事を保留していた優子さん、しかしどこまでも信じ続けた速田警部、信じることは愛することよりきっと難しい。愛していても、警察官である以上、「クロ」であると判断すれば逮捕するしかないからだ。蘇我巡査は「私見だ」と言っていたが、深く愛してその人柄を知っていればこそ、「人を見る目」の確かな速田警部だからこそ「警察官の目」としても優子さんの無実を信じ続けることが出来たのだろう。愛する人に信じてもらえる、これ以上の幸せがあるだろうか。

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全て解決し、疑いも晴れて改めてプロポーズをした速田警部に対し、優子さんは断る理由がなかっただろう。「草食系男子」が増えてきたと言われる昨今ではあるが、こうしてどこまでも愛する人を守って、やや古風ではあるが定番とも言える「毎朝きみの味噌汁を飲みたい」というプロポーズの言葉を自分の信条にアレンジした「毎日きみの淹れたコーヒーを飲みたい」という申し出、女性であれば素直にその腕に飛び込みたくなるというものだろう。
これだけ深く信じあい、愛し合う速田警部と優子さん、大きな困難を乗り越えた二人はこの先どんなことが起ころうと信じあって助け合って添い遂げてくれることだろう。二人に祝福の拍手を送りたい。

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