週刊Scoop[1月19日号]

命を軽く考える若者が増加中 時代の閉塞感から脱却できずに将来を悲観し凶悪犯罪に走る最悪のケースも「自分たちはこんな時代に生まれた被害者」

「変人美女」として名高い科学警察研究所の主任・横川秋警視。一般人では思いつかないような奇抜な発想から真相を導き出す手法は見事としか言い様がないが、見解を求めてもあまりにもマイペースで記事になるようなコメントが取れず、記者泣かせでも有名だ。
横川主任は現在「人を守る手」を研究しているという。具体的にはどういうものなのか明らかにはしていないが、NPSの香椎隊長が神御蔵巡査を突1へとスカウトするきっかけとなった新宿銃撃事件の負傷者、篠田銃隊員の驚異的な傷の治りの早さに注目したというのだ。
特殊部隊員は基本的な身体能力の高さが求められるのは当然だが、元ボクサーだった神御蔵巡査にそこの心配は一切ない。スカウトの際、ひと芝居打ってその資質を確認することに協力した横川主任、改めてその身体に触ってみることで体質を確認していた。横川主任にとっては通常のことだが、屋外の上、商店街を通る目撃者も多く、変質者として通報されなかったことは警察として幸いと言えよう。

(写真) 「人を守る手」の研究として、神御蔵巡査の手に生卵を落としていたが、これがどうなると考えていたのだろうか。優秀な科学者でありながら、いきなり目玉焼きが出来るとか、ひよこになるとかを本気で想像していそうなのが横川主任だ。残念ながら卵は何の変化も見せなかったが、横川主任は研究を継続していくとのこと、神御蔵巡査の“手”に秘められた力を是非とも解き明かし、今後、事件現場で活かされることを期待したい。

(写真)

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