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現場報告書

35命の選択(2014.02.09)

第5話、いろいろと考えてしまった回でした。一號くんたちの「確保」、そして蘇我さんの言う「制圧」、それは警察として犯人の命を守るのか、奪ってでも人質の命を守るのかという「当事者ではない」、治安を守る警察官だからこその問題なんだと思います。「自殺」というのはたった一人で、自分で決めて自分で実行してしまうことが可能なんです。「神父」板橋さんの贈り物は背中を押してしまったのか、引きとどめるものだったのか、それは受け取った本人にしかわからないものだったのではないでしょうか。その是非をここでは問いません。問うことはしません。どうぞ、見てくれた皆さんが受け止めて、自分なりに「命」というものを考えていただければと思います。
ナイクラッド弾を贈った板橋さんを演じてくださった滝藤賢一さん、「半沢直樹」の近藤さん役の熱演も記憶に新しいと思います。あのときもとことん追い詰められてものすごく痩せてしまったそうです。なのに「プロデューサーから『ガン患者なのでそれっぽく痩せてきて』って言われちゃったら頑張るしかないじゃないですか!おなか空いた…」と、取調べ室の机に突っ伏して、動くのもつらそう。うう、よく刑事ものにあるカツ丼差し入れしてあげたくなりました…

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その空虚な目は何を映すのか

板橋さんからナイクラッド弾を受け取った一人、由真ちゃん。生きていてくれてよかった。お母さんに、まわりにこんなに愛されていることに気が付いてくれれば、新しい一歩が踏み出せるはず。演じてくれた飯豊まりえさんも、ものすごく難しい役で、ものすごくいろいろ考えてくれたそうです。

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由真はどういう気持ちだったんだろう

ドラマの中ではなかなか笑顔を見られませんでしたが、弾ける若さ(←この言い方でHPスタッフの年がばれるな)で、ふとしたときに見せてくれる笑顔は絶品!速田さんたちが病院に来てくれたときのシーン、無事OKが出たまりえちゃん、カメラに向かってにっこりピース☆

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OK出ました!

由真ちゃんは板橋さんに感謝して、生きていく希望を見出しました。一號くんはどうしても蘇我さんのように「結果は5人を死に追いやった」と言って割り切ることが出来ない、だからこそもう一度その姿を目に焼き付けたかったんでしょう。

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最後にもう一目

移送される板橋さん、こういうときは必ず逃亡防止のために腰紐をつけられるのですが、本当に細い!一体ウエスト何センチなんですか!?(どうでもいいのについ気になってしまったHPスタッフです…)

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手のひらまわりそう

このシーンは報道陣がごった返すロビーで、スタッフがまたしても拡声器で皆さんに指示を出しています。ん?ふと横の掲示板を見ると、指示しているスタッフの顔写真が…
こういう掲示物というのはいろいろ気を使うポイントであり、スタッフの遊びも入っているんです。今度、ドラマの中で貼ってあるものや置いてあるものなどにちょっと注目していただくと、意外なものがあるかも?

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犯人か!隣にはポリスメン!

暴漢に刺されてしまった板橋さん、必死に蘇生させようとする一號くん。
医療指導の先生もついてくれているのですが
向井さん「滝藤さん、細すぎてマッサージするのも怖いです。」

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折れちゃいそう

リハーサルが終わって、さあもう一度、となったとき、倒れている滝藤さんを助け起こしてあげる綾野さん。優しい!階段の途中なので、ふつうに危ないんです。

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起きられます?

滝藤賢一さん、このシーンでオールアップです。「神父」の優しさ、さまざまなものを静かに鬼気迫る演技で魅せてくださった滝藤さんに、現場は大きな拍手!プロデューサーもここまでしてくださった滝藤さんに本当に感謝していて「今度、何でも好きなものご馳走します!」と大感謝!

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ごはん食べてください!

「神父」は「死」をどう見つめていたのか。方法と結果、思ったとおりに行かなかったこともある。倒れたときに落ちたメガネを気にした板橋さん、自分の命も消えつつある中、最後に板橋さんが見たのは…

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