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現場報告書

13制作発表での出演者の皆さんのやりとり(2014.01.07)

うっかりしていたのですが、昨日1月6日は仕事始め、新学期という方が多かったのではないでしょうか。新年、いいスタートは切れましたか?
我々「S」チームも、試写会、映画化決定のニュースと、制作発表にいらしてくださった皆さんのパワーをいただいて、いいスタートが切れたと思っています!
さてさてここからはお約束通り、昨日の続きを。ご挨拶はなごやかでしたが、そのあとの質問では、出演者の皆さんの素顔もちらほらと見えて、親近感も沸くし、楽しんでいただけたのではないでしょうか?
なんと言っても同い年コンビ(?)向井理さんと綾野剛さん。向かい合っての共演は初めてではありますが、もうそんなことはまったく感じさせません。司会の吉田明世アナウンサーから「お互いの感想は?」と聞かれても、むしろもうすっかり馴染みすぎてしまっていて、むしろ答えに詰まってしまうお二人…
中でも面白かったのが、綾野さんが向井さんに向かって何と呼びかけようかと困ってしまったことではないでしょうか。
向井さん「もうお互いにそんなに意識していないですよ。」
綾野さん「…」
(じっと向井さんを見て、何て呼びかけようか迷って、言葉が出ない模様)
向井さん(気づいて)「…向井と申します。」

(写真)
知ってるけど

雑誌の対談などご覧いただいた方は気づかれたかと思いますが、もうお二人、お互いのことを「理」「剛」と名前で呼び捨てなんです。対談とかですと、フランクにお話されているからそれでもいいのですが、やはりたくさんの皆さまの前でのご挨拶となると「向井さん」と呼んだほうがいいのかと、気になってしまったんでしょう。
でも、もう二人とも近い存在になっているということを分かってもらおうと思ったのか
綾野さん「理とは同い年ですし、カルチャーが似ているのでとても楽です。」
と、普段通りの呼び方でお話くださいました。
そこから役としての向き合い方の話になったのですが
向井さん「一號は明るくて、いつも笑っていられるキャラなので、しっかりボケていかないと蘇我の突っ込みが冷たく見えてしまうのでそこは気をつけています。」
綾野さん「ぼくの演じる蘇我は、いつも真剣なのに、理は役柄でへらへらしていることが多くて楽しそうだな、と思ってます。」

(写真)
へらへらしてるよ〜

そんなことはないんです!へらへらと言っても、一號くんの心はとても強くて、いざというときは本当に頼りになるんです!
綾野さん「でも、そのかわりに一號はアクションが大変ですから仕方ないですね。」
向井さん「そう、仕方ないよね。」

お互いさまなんですね★向井さんはボクサー、アクションといろいろなトレーニングをしてから「S」の撮影に入っていますが、その苦労などを聞かれると
綾野さん「そうですね、やはり…」(←いやいや、綾野さんはボクシングやってないでしょ!)
向井さん「うん、そうだね、もう少し聞こうか。」(←いやいやいや、向井さんへの質問だから!向井さん答えて!!)
もうなんでしょう、この楽しさ!同級生の男の子ってこういう感じなのでしょうか。

(写真)
人の質問とっちゃダメ!

しかし、楽しいのは同級生男子ばかりではありません。
一號と蘇我はライバルであり、お互いの存在を認める、認めさせるという常に対照的な存在ですが、一方でNPSはひとつの「家族」のような存在です。
大森さん「NPSのシーンは楽しくやっていますよ。ね、どう?」(と、池内さんに話を振る)

(写真)
チームも楽しいですよね

池内さん「仲良いですね。外でのロケのとき、ガンガン(というストーブ)で暖をとっていても、なんとなくNPS、SATのメンバーと分かれますね。うち(NPS)はみんなで飲みにいったりしていますしね。」
高嶋さん「SAT隊長のぼくが行っても、あまり話してくれないんです。ラインをやっていても、グループに入れてもらえないんです!!そんなところから役作りが始まっているのか!嫌われたらキライ返してやる!と思いました。」
平山さん「SATのメンバーとも仲が悪いわけではないんですけどね。でも向こう(SAT)のほうに話に行くと、NPSのメンバーから『何だよ、あいつ裏切ったよ』みたいな空気を感じます(笑)。でも、役とプライベートは別ですから、終わってしまうと楽しいですよ。」
高橋さん「NPSチームは笑いが耐えないですよね。SATチームはいつも筋肉の話とか技で組んだときの話とか、ストイックなんです。たまに入ろうとしても、追い払われてしまうんですけど…」
高嶋さん「だって犬のにおいがすごいんだもん(笑)。」

ひどい!高橋努さん演じる梶尾さんは、相棒のポインター3号のことをとても大切にしているので、いつも一緒にいるんです!早くからポインターに馴れようとトレーニングに入っていたという高橋さんに伺ったら「よだれですごいことになってます…」とおっしゃっていたので、きっと気にしているんですね…

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うちのほうが楽しいぞ!

大森さん「でも、SATのメンバーも意外とこっちに来たがってますよね。」
そう、あくまで役柄としての対立、それぞれのチームワークも負けていないぞ!ということまで張り合ってしまうので、撮影中、衣装を着てしまうとなかなか素直に打ち解けられないらしいです(笑)。
そして男性陣が一緒に居るときには、なかなか現場で一緒にならない女性お二人。
吹石さん「わたしも向井さん、綾野さんと学年は違いますけど生まれ年が同じなので、同じカルチャーでいればいいのかな、と思っています。」
素敵に答えてくださっている吹石さん、しかしあちこちから突っ込みが…
向井さん「吹石さんは本当に面白い人ですよね!いきなり突拍子もないことを言ったりしてきますよね!」
吉田アナ「さっき、出演者の皆さんに『指相撲やろう!』って言ってませんでした?いきなりすぎて驚いたのですが…」
吹石さん「登壇までちょっと間があって、廊下で待っているときヒマだったので…」
向井さん「とりあえずお断りさせていただきました。『やりません』」

もう、同級生のクラスメートのボケと突っ込みという感じ!幼なじみ役として、ゆづるさんのほうがしっかり者ですけれど、普段のお人柄はまったく逆なようです★

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土屋さんはやりたかったのかも!?

土屋さん「男性チーム、いつも筋トレとかしていていいですよね!わたし、筋肉フェチなのですごく羨ましい!わたしも一緒にやりたい!」
大森さん「うん、でもあの服装のときはいろいろ気をつけて。」
吹石さん「そう、ものすごくセクシーな短いスカートのときは足の開きに注意して!」
綾野さん「あ、ぼくもそのとき居ましたけど、遠目でもどうしようか困りました。」

朗らかな土屋アンナさん、まわりの目を気にせず自由です。でも、まわりは目のやり場に困ってしまうこともしばしば。そんな土屋さんのトークを中心に、皆さんでお話していると
向井さん「マイク自分で持ちなさい!」
土屋さん「あ、ホントだ。ごめんね、持たせちゃって!」

そう、今回の登壇ではマイクは一人につき一つではなく、2,3人で一つのマイクを回しながら使っていたんです。隣同士になっていた土屋さんと吹石さん、吹石さんが話の流れからそのままマイクを持ち続け、土屋さんに向けてあげていたんですね。
いい意味でいろんな気遣いを必要としなくなった「S」チーム、やはり向井さんは冷静な突っ込み役なようです。

(写真)
マイクは自分で持ちましょう!

それでも、役としてドラマに入れば真剣そのもの。作品にかける想いはそれぞれとても深いです。
向井さん「原作の持つ実話を基にしたリアリティ、小森先生の取材、藤堂先生の画の力、その原作のパワーに突き動かされています。スタッフもものすごいメンバーが揃っていて、ドラマの画の力をものすごく感じます。大きなスクリーンで見ても負けないパワー、その中でやれているということにとてもやりがいを感じています。」
綾野さん「ぼくもまったく同感です。特殊部隊という表に出ない存在の人たちの物語の中に、人の命という、すべての人に共通の大切な存在が描かれます。でも堅苦しいことはありません。エンターテインメントとして、特殊部隊だからと怖がらずに見ていただきたいです。」


すべての人に戦う勇気を。守ってくれる人、守りたい人。こんな楽しい日常は、誰かが守ってくれているから。いよいよ放送までカウントダウン、まだまだこちらで見どころなど紹介していきますので、毎日を楽しく過ごしながら、熱いドラマを楽しみにしていてください!

(写真)
ご期待ください!

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