中山競馬場で実施する中央競馬のGⅠレースの1つ。ファン投票によって選ばれた馬を中心に、毎年12月に行われる。
競走馬のサイクルは、大きく生産、育成、競走のそれぞれのステージに分けられるが、さらに育成のステージは、生まれてから離乳までの初期育成、騎乗馴致前までの中期育成、騎乗馴致から入厩までの後期育成に分けられる。この中で特に後期育成を専門に行う牧場を育成牧場という。後期育成期は、競走馬としての基礎体力や躾を身に着ける上で大切な時期である。
競馬場で優勝馬を表彰区画のこと。JRAの競馬場では、スタンド前のコースに面した場所に設けられている。
粉砕された木片。走路の基盤の上に敷きつめた馬場をウッドチップコースという。
競走馬のオーナー。山王耕造や椎名善弘のこと。
勝馬投票券が的中した場合の概算払戻率のこと。
セリの進行役
調教師との間に雇用契約を結び、厩舎で競走馬の世話をする人。
デジタル計量秤を用いて出走馬毎に定められた負担重量(騎手、鞍等の総重量)を計量するところ。また、騎手は鞍やムチなどの騎乗に必要な道具を置いており、レースに向けた準備をする場所でもある。
レースで前を走っている馬を追い越せと応援するときに叫ぶ。
天然芝を生育した競馬場のコースのこと。
競馬の騎手。佐木隆二郎のこと。
セリの係員
サラブレッドを生産、育成して、せり市場か、個人の購買に応じて売却することを目的にしている牧場。子馬を1歳の秋ごろまで育てる牧場。野崎加奈子の実家であるノザキファームも生産牧場。
馬の売買形態の一つで、公開で買い手にせらせて売買する方式。売り手は最も高い価格を提示した買い手に売却するが、その価格が売り手の希望価格に達しない場合や、上場馬に対し声がかからなかった時は「主取り」となり売り主本人が引き取ることになる。
レースで後ろから追い上げてくる馬に抜かれずに逃げきれ!と応援するときに叫ぶ。
砂主体の競馬場のコースのこと。
1着になる馬だけを予想して購入する馬券。
JRAが開催する競馬のこと。札幌、函館、福島、新潟、中山、東京、中京、京都、阪神、小倉の10競馬場で行なわれている。
厩務員や調教助手などを雇用し、厩舎を運営して競走馬を管理することを仕事とする者。広中博のこと。
競馬社会にのみ使われている隠語のひとつで調教師のこと。騎手や厩務員が自分の調教師のことを「うちのテキが」というように使う。語源は、調教師には元騎手が多く、騎手をひっくり返してひらがな読みをした(手・騎)ところからきた、といわれている。
競走馬を調教する施設。中央競馬では滋賀県栗東にある栗東トレーニング・センターと茨城県美浦村にある美浦トレーニング・センターの2か所がある。それぞれ常時約2,000頭の競走馬が在厩しており、周回コースや坂路コース、競走馬スイミングプールなどの調教施設を利用してレースに向けたトレーニングを積んでいる。
レースで自分の応援している馬が先頭や2番手に位置しているときそのままでいけと応援するときに叫ぶ。
レースに出走する馬が、スタッフにひかれて周回する場所。馬の状態を観察できる。
馬の口に噛ませる棒状の金具である。馬の口には前に上下12本の切歯があり、切歯のうしろはかなり広い歯のない部分があり、その奥に臼歯が並んでいて、ちょうどこの歯のない部分に馬銜をかける。騎手の手綱さばきはこぶしから手綱を通じて馬銜に伝えられ、馬に合図を送ることができる。
トレセンにある傾斜がつけられた調教コース。坂路コースでの反復調教を繰り返すことで、心肺機能や後肢の鍛錬になる。
馬の歩き方のこと。後肢の踏み込みの強さや前肢の出方のスムーズさなどの、全体的な感じをいう。馬により個体差はあるが、どこかに故障や疾患を持つ馬は、歩様に乱れが出る場合が多い。
夜間に餌を与えること。
重賞競走。競走体系上もっとも重要な意義をもつ根幹競走。「格」を表わす記号として「GRADE」の頭文字である「G」を使用して、GⅠ、GⅡ、GⅢの3グループに分類されている。