アーカイブ

#070 2021年02月27日
コミュニティに生きる

江頭豊さんの家は、ちょっと変わっている。朝になると近所の人々がやってくるのは、なぜ？
「ここは自分の家ではあるんですけども、コワーキングスペースだったり、イベントスペースだったり、いろんなことをできる場所として一階の部分を造ってます」。

田舎の商店街で育った彼は、近所づきあいの大切さを知っていた。「お互いが支えあっていく社会っていうのが普通になってゆく、っていう風に思ってまして。コミュニティのきっかけ作りとしてこういう場所があったらいいかなと思って、造りました」。そしてなんと、彼の家はアパートでもある。
住人とのふれあいも楽しい。二人の子どもも、いろいろな大人を見て刺激を受けているという。

向こう三軒両隣…ご近所同士で繋がり、支え合う。そんな昔ながらの暮らしが見直されようとしている。「いずれは、街づくりとも繋がっていければいいかなと思ってます」。
コミュニティに生きる、という新たなくらしのカタチと共に明日へのステップを踏み続ける。