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#041 2020年07月25日
古民家はタイムカプセル

古都・鎌倉にある、築140年の建築事務所。あと数百年は現役だという。大沢匠さんが古民家の再生を始めたのは20年以上前、古くなった実家を残したいという依頼がきっかけ。どんどん民家が壊されてる時代だったからこそ、一棟でも日本の大事な財産を残そうと思った。

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各地で出会う古民家は、日本の大工が長年に渡り築き上げた、技術と情熱の結晶だった。「『あ、この大工はこういうことやってたんだ』って…感動します。生きていたらその大工と語り合いたい、酒呑みながら。そのくらいの仕事に出会えます」。

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日本の自然に寄り添うよう、時を過ごした古民家に刺激を受けた彼は、大きな夢を描いている。「できるだけ昔の技術を再現し、日本の伝統的な木造技術を残していきたい。生きている限り頑張っていきたいなと思ってます」。
古民家は、先人たちの知恵が詰まったタイムカプセル。後世に伝えることが、明日へのステップになる。

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