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#040 2020年07月11日
口笛に想いをのせて

ピアノの伴奏に合わせて美しいメロディーを奏でる柴田晶子さんの仕事は…
「職業は『口笛奏者』と言ってます」。日本で十数人しかいないという「口笛奏者」だ。

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小さい頃から口笛を吹いていたけれど、特技だと思ったことはなかった。会社勤めの人生に道を拓いたのは、彼女のお母さん。たまたま電話で、世界大会があるから出てみたら?という話をしたのがきっかけ。そして練習を積んで出場した世界大会で、いきなり入賞。プロになるか迷っていた彼女の背中を押したのも、お母さんだった。「楽しそうに演奏していたので、そういうお仕事も良いのかな?と思いました」。

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オリジナルアルバムを出すなど、第一線で活躍する彼女。自分のアイデンティティーを作ってくれた口笛の喜びを、さらに伝えたいと思っている。「まだメジャーすぎないからこそ、いろいろな分野に可能性があると思っているので」。
口笛に想いをのせ、パイオニアとして明日へのステップを踏み続ける。

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