A_STEP

毎週曜日 ごご650

アーカイブ

ARCHIVE

#036 2020年06月13日
六千年ロマン

馬と人との関わりはおよそ六千年。種別の垣根を超え、互いに支え合い生きてきた深い繋がりに魅力を感じた長瀬智之さんは、四半世紀前、イラストレーターから馬専門の画家に転身した。

写真

きっかけは、引退した名馬に出会ったこと。「彼の額に手を添えた時に、たぶん生き様みたいなもの…人間で言う、オーラというか、迫力を感じた。馬って何なんだろうなっていうところから、すごく魅力を感じて、馬を描くきっかけになりました」。

写真

これまで何百頭と描いてきたが…理想の馬には出会っていないという。「最終的に自分の中にある理想の馬がいるんです。それは今まで会ってきた何百頭の馬が、僕の中で一頭の馬になればいいと思ってますから、それを描き残したいですね」。

写真

馬と人が追い続けてきた六千年のロマン。明日へのステップとともに、キャンバスの上で物語は続いてゆく。

写真
アーカイブ一覧

PAGE TOP