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#029 2020年04月25日
優しき茶の湯

塚田玲実さんが茶道を学び始めたのは、30代になってからとちょっと遅め。でも今では立派な茶室の主人だ。「型にはまることによって、自分のイライラとかイガイガのトゲトゲが、スカッと取れる…それがやっぱり魅力かなと思います」。

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敷居が高いと思っていた茶道を学ぶうち、その懐の深さにハマっていった。募る思い。彼女はついに、自宅に茶室カフェをオープン。主人としての心構えもでき、小さな茶室は訪れる人を笑顔にする空間になっていった。

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「一服のお茶を飲むためのその時を一緒に過ごすことは、上も下もないし平等で『あ、それってすごく優しい世界だな』と思って。」茶の湯の世界の橋渡しの一端を担うこと、それが目下の夢だ。
お茶の前では誰もが平等になる…そんな優しい世界が、明日へのステップの力になる。

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