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#021 2020年02月29日
モノづくりという本能
薪ストーブに使う丸太は冬の必需品。そして、三浦孝之さんにとっては別の意味でも必需品だ。「薪割りをしている時に、この丸太を何かに活用できないかなと思って、マグカップを作ったのが最初です」。
趣味だった木工だが、あるとき買い手が現れた。やがて彼の作品は高い評価を受け、本格的に作家として活動開始。展示販売会やワークショップを開くようになった。使って良かった、幸せになった、という声が聞こえてきて、ますますモノ作りに邁進するようになった三浦さんは次の世代に同じ夢を託す。「どんな物でも、自分で思い描いた物を作って欲しいなと思ってます」。
何かを作り、思いを繋ぐ…それが彼の明日へのステップ。歩みは止めない。だってモノづくりは、人間の本能だから。