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#014 2020年01月11日
銭湯を引き継ぐ志

創業70年近くにもなる銭湯。番頭として働く中西可奈さんの1日は釜に火をつけるところから始まる。
銭湯好きが高じ、いつか働きたいと考え初めていたある日、地元北海道の銭湯が廃業に追い込まれたのが始まり。「お客さんで行くのももちろん大事なんですけど、私はやる側になろうと思って」。

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古い銭湯を若い世代が引き継いでいる銭湯が全国にあることを知り、その一つである喜楽湯を訪れるとちょうど社員募集のタイミングだった。二ヶ月後には引っ越し、住み込みで働き始めた彼女だが、見据えている夢がある。「北海道の地元で、朝風呂を売りにした銭湯をやりたい」。
故郷につながる空を見上げながら、明日へのステップを踏み続ける。

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