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#008 2019年11月23日
モノづくりのススメ

部屋に積み上げられたダンボール箱。彼女は引っ越してきたばかり…ではなく、その中身は作品展から戻ってきたダンボールアートだ。
人呼んで「ダンボール女子」大野萌菜美さん。ダンボールで何でも創ってしまうという稀有なクリエイターだが、そのきっかけはまさにイマドキ女子。大学時代に作った作品を先生に褒められ、SNSにアップしたらもっと褒められて嬉しくて、この道を選んだ。

その特徴は、100手作りであること。図面は引かず、ただただ手を動かす。モノがもつフォルムを活かすため、そしてダンボールの温かみを消さないため、カッターすら使わずにハサミで切るという徹底ぶり。将来の目標は「もっとすごいアーティストに褒められること」だ。
モノづくりとはモノを大切にすること。その喜びと共に明日へのステップを踏み続ける。