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| 第98回放送後記 (2004.03.29) |
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東京でもだいぶ咲いて来ました。桜。 井の頭公園から小林さんに中継してもらいました。 わたくしごとですが、あそこは学生時代、よく花見をした場所なんですよ。夜桜見て、したたか酔ったまま(私は下戸で飲んでませんが)「池の周りリレー競争!」して、後輩が木の幹で転倒して指を骨折したり、ゴールした瞬間に吐く人間が続出したり…。 閑話休題。 ドリフの長さんが亡くなって、国民的な追悼の輪が拡がる中、番組では当時のプロデューサーやPTAの幹部に話をきいてきたのはオンエアでご覧の通りです。 下村キャスターはまさに「全員集合」を見て育った世代で、小学校の卒業式の謝恩会で自らが演出した寸劇では、突然 「ちょっとだけよ」 が流れ出演者全員がカトちゃんと同じようにストリップ踊りをはじめるという、そんなこともやったそうです。 実は私は、番組でもご登場願った国土交通省の方と同じく、親と一緒にNHK特集とか見ておりました。「シルクロード」とか。思い出しますねタクラマカン砂漠。行ったことも無いのに。 小学校5年生の頃だったか、 一緒に登校していた松田くんや中村くんが ある朝、奇妙なダンスをしながらやってきました。 との言葉を残して、彼らはそのダンスをしたまま去っていきました。 それが 「ひげダンス」 であったことをだいぶ後になって知ったものです。 クラスの共通言語は圧倒的にドリフであり、 決してガンダーラ仏でもタリム盆地でもなかったわけです。 しかし今や、よく言われることですが、テレビも一家に数台ありますし、ブロードバンドで様々な動画が配信・流通するようになって、子供とコンテンツを結ぶ糸が「お茶の間のテレビ」だけであった頃とは情況が一変してしまいました。きっと親御さんたちの中には「有害」なコンテンツから子供をどう遠ざけるか、悩んでいる人も多いでしょう。 遠ざけることが物理的にどんどん不可能になっていく現状では、下村キャスターが最後に紹介した「メディアリテラシー」教育を、範囲をいっそう広げてやっていくのが、実は現実的なのかもしれません。あえて 「暴力的」 「性的」 な内容も見せてみて、その読み取り方を教えるとか。ちょっと刺激が強いかな。 「寝ている子を起こすな」 という議論は、「有害」情報に限らず、性教育や薬物教育なんかでもよく言われますが、元プロデューサーの言う「子供をあんまりバカにしないほうがいいですよ」という意見に、そして子供自身に、もう少し信頼を置いてもいいのかな、とも思いますね。 ドリフの曲のアレンジはかなりソウル・ファンク! 今聞いても(今聞くから?)結構かっこいいのです。少し前に話題になっててやっと聴いたM・ラッドとV・アイヤーの「何語で?」。そこに通底する “異邦人の視線” に日本で日本人が忘れがちな世界を感じたり。 |
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