アンゴラ日記 (2001年11月19日〜23日)


11月19日
この日、モンテイロは熱があったので作業に出ずに一日寝ていた。衛星スタッフが検査をしたが、特に深刻な病状ではなかったので、翌日に備えて休むように指示された。8時半に他のメンバーと夕食をとったが、気分は良好だった。

11月20日
モンテイロは午前5時に起床し、警備員と会話を交わしながらチームの仲間が起きてくるのを待った。5時45分に朝食の粥を食べた。モンテネイロは作業に戻ることを嬉しく思った。そして午前6時にチームの仲間と地雷原に出かけた。まずスーパーバーザーから簡単な指示を受けてレーンに配属されたが、地面が金属片があることが分かったので探知機から掘削法に変更した。この日は2メートルのエリアをクリアしたが、地雷は見つからなかった。
午後1時に昼食のために本部に戻り、3時45分まで休憩をとった。あとは仲間と音楽を聴いて過ごした。午後7時に夕食をとり、9時眠りについた。

11月21日
モンテネイロは午前5時に起床し、入浴した。ちょうどチームが朝食をとろうとしていた時に雨が降り出したので、普段より早い6時45分に本部を出発した。7時20分に演習を行い、レーンに配属された。今回のレーンは金属汚染がなかったので探知機を使った作業をした。
最初の信号は午前9時頃に発された。AK47カートリッジ弾だった。モンテネイロは6平方メートルのスペースをクリアした。午後1時45分に本部を出て、2時15分にパスタと豆の昼食をとった。それから2時間休憩し、午後6時まで近所を散歩した。モンテネイオは発電機をつけるために午後6時半に本部に戻った。午後9時に夕食をとり、10時頃に発電機を消し、それから床についた。

11月22日
モンテネイロは午前5時15分に起床し、入浴して朝食をとった。チームは5時半に本部を出発して地雷原に向かった。地雷除去作業の第二段階では、橋を大きく回りこむように作業が進められた。モンテネイオは、ランドローバーを走りやすくするための道路修復作業も手伝った。レーンに配属後、地面のコンディションが良かったので探知機を使って作業した。7平方メートルをクリアし、いつも通りの時間に昼食に出た(1時半)。昼食後は、運転手に同行して近くの井戸に水を汲みに行った。午後4時半に発電機をつけて電池を入れ替え、10時10分に寝た。

11月23日
モンテネイロは午前5時に起床し、干していた洗濯物を取り込んだ。その後入浴し、警備員と週末の予定について話した。朝食は5時半にとり、6時にランドローバーの後ろに乗って地雷原に出かけた。7時にレーンに配属されたが、今回は掘削法で地雷除去をした。モンテネイロは立ち位置が悪かったので、ルールに従わなかった場合の危険性についてスーパーバイザーから説明を受けた。モンテネイロは気を付けると約束をして、作業を続行した。この日は2.2平方メートルをクリアして、信号を5つ発された(空き缶)。
午後2時20分に昼食をとって一時間の休憩をとり、地雷原に印をつける棒を集めに出かけた。
モンテネイロは午後4時に発電機をつけ、その日は外出しなかった。


地雷除去員
モンテイロ・フランシスコ
作業地:クバル、ベングエラ






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