アンゴラ日記 (2001年11月12日)


エステヴォ・ジミー・トカは手作業除去チームのいるHO34現場で作業をしている。ウアンボ刑務所と軍事キャンプ間にあるサント・アントニオ・バイロと呼ばれる場所だ。

トカの作業時間は朝7時から昼の一時半まで。つまり一日の拘束時間は6.5時間で、30分おきに10分の休憩が与えられる。

2001年11月5日にトカは地雷原に入った。作業に使われる道具はいつものように保護バイザー、保護ジャケット、フロントライン・スティック(撤去箇所の手前に置く棒)、普通の棒、プローブ(探り針)、スコップ、草刈り用ハサミと1本の鍬だ。また、除去が終わった時に目印用の棒も何本か使う。

トカは11時の時点で2平方メートルの面積を除去し、72A対人爆破型地雷を一つ発見し、一時半頃に作業を終えた頃には約2.5平方メートルの面積を除去していた。彼はこの地雷原が完全に除去されるまで力を貢献しようと意欲的だ。

この土地の除去が重要なのは、刑務所と軍事基地に近いからだけではない。囚人と子供たちが共同で毎日使っている学校の校舎から、わずか2メートルしか離れていないからだ。また、農地に出向く時にこのあたりを通る人もとても多い。


ルワンダ






Copyright(C) 1995-2024, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.
TBSトップページサイトマップ