これまで私は単純に『森林伐採=悪』と決めつけていました。
割り箸を使わなくて済むように『マイ箸』を持ち歩いているくらいです。
今回、『木は使って育てる』というこれまで考えもしなかった概念を知って驚きました。
植える→育つ→伐採→その跡に植える
この森林のサイクルが循環することで木の育ちがよくなり、結果として立派な木材ができる。
日本の森林は実は『使って育つ』が不足しているそうなのです。
木を使うことで森林を守ることができる。
この事実を知ったと同時に、番組中での実験を通して木材を使った製品への愛着のような気持ちも芽生えました。
ガラスを薄く塗ることで木は長持ちします。
『むやみやたらに木を使う』ということではなく、長く使えるものは愛情をもって大切に使おう。
そんなことも改めて感じた取材でした。