ナビゲーターより|TBSテレビ:夢の扉


ナビゲーター/七咲友梨

ナビゲーターより

歴史を感じさせるクラシックな建物の中、そこには最新医療の現場がありました。
それはまるでSF映画のセット、もしくは宇宙センターのよう。
実際、先生が行っていらっしゃることは、今までに聞いたことのない手法ばかりです。

例えば、四次元映像。
四次元、それは三次元の世界に時間を加えたものだそうです。
患者さんの動きを360度の映像でとらえ、時間を自由に止めることで、一人一人の細かな身体の動きを見る事ができるのです。

そして、バーチャルシュミレーター。
平面でしかなかったCTを立体的に組み立て、仮想空間に患者さんの身体を映し出します。
体内の細かな部分が立体的に見え、なんと感触をも体感できるのです。
実際のオペ室でも3Dの映像を用い、手術をより正確にし、時間も短縮する事ができるようになったという事です。
それは忙しい医師を、体力の少ない患者さんを助ける、画期的な技術だと思います。

またバーチャルシュミレーターの技術を生かし、事件解決の助けになったりと、先生の技術は医療にとどまりません。

そんな先生の頭の中を映したに違いない大量のスケッチブックを見せて頂きました。
そこにはさまざまな国で観察した動植物の絵や、日常のふとした感想、設備の設計のアイデアまでがカラフルに描かれていました。

多くの人を助ける最新医療。
まるで映画の世界のような技術。
それらも全てはこのスケッチブックから始まったのだと思うと、心が震えました。

わたしは鈴木先生とお会いして、アイデア、発想、夢、それらは単なる思いつきに終わらず、確実に実現されてゆくものなのだと教えられました。