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JNN50周年記念 歴史大河スペクタクル 唐招提寺1200年の謎 天平を駆けぬけた男と女たち

2009年11月3日(火)夜7時55分

出演者コメント

山本耕史 藤原刷雄役

――この時代のお芝居は過去に経験がありますか?

初めてですね。想像でやらなければいけない部分もあるので、すごく楽しいと同時に難しいというか…。でも、アイディアを色々注ぎ込めるので、そういう意味ではとてもやりがいがあって楽しいです。

――台本を読んだ感想

「難しい」という感じでしたね。言葉ももちろんそうですけど、なかなか目にしたりすることのない時代ですから。たぶん、ドラマでもなかなかやらない時代で、日本の文化が確立する前なので、まだ日本と呼べない感じですよね。自分たちが想像していたよりも、西洋に近い印象を受けました。椅子やテーブルを使っていたり、とっても文化が進んでいたような、そういう錯覚にも捕らわれるような不思議な時代ですね。

――衣装を身にまとってみての感想

着たことのない衣装で、なんとも着慣れない衣装なんですが、「似合ってるよ」と滝田さんや永島さんに言って頂きまして、嬉しかったです。着物は、自分でなんとなく着れますが、これは“着させられている”感じですね。こういう部分からこの時代というものを感じ取れるので、身が引き締まる衣装ですね。

――藤原刷雄について

獅童さんが演じられる如宝と同じく、志は高く持っているんですが、家柄などで苦しむんですよね。でも、どういう時代にも刷雄のような若者達はいて、時代を動かそうというとても大きな夢を持って頑張っていたんだなぁと思います。そういう意味では、現代の僕たちの世代や、もっと若い人達にも見てほしい役です。刷雄という人は、分かりやすく言うととても頭がいい人で、お家柄もあって勢いではいけない部分もある中、そこを飛び出して如宝さん達と一緒に志に向かう姿は、今の時代に大切なものだと思うので、演じていても気持ちいいですし、清々しい気分でやっています。

――今回のドラマで挑戦してみたいこと

所作指導の先生ですら分からない時代で、僕ら役者陣がどんどんアイディアを出して色々トライしながら、みんなで作り上げていけるドラマなので、自分たちの感性と、昔こうだったであろう“事実という想像”をやればいい作品が出来るのではないかと思っています。迷うよりトライしてみようと気持ちで、獅童さんと共に作り上げていきたいです。

唐招提寺プロジェクト2010