あらすじ
第10話
(9/20放送予定分)
昭和40年(1965年)、鉄鋼不況や証券不安を乗り越えた日本経済は、新三種の神器と呼ばれるカラーテレビ・クーラー・自動車の売り上げが急増し、再び成長軌道を歩み始めようとしていた。そして、日本政府は戦後の総決算として、米軍占領下にあった沖縄・小笠原諸島の領土返還実現に動き出していた。 そんな中、小笠原の返還交渉が始まる。交渉を取材していた西丸賢治は須藤恵作総理大臣の動きに異変を感じ、日米安保のときの繊維のように、日本の強い産業がまた締め出しにあうのではないかと危惧する。須藤に呼ばれた風越信吾通産省次官は、交換条件として特定の産業を犠牲にすることはないものの、ベトナム戦争参戦への支持と戦費負担として日本円にして約1000億円を求められたことを明らかにされる。須藤は、「日本はアメリカに軍事依存し、防衛費負担が少ないからこそ高度経済成長を実現できた」と主張する…。
*内容は一部変更になる場合がございます。ご了承ください
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